2001/04/03
余裕の話
会社のハブが一台、死にました。このハブは前から調子が悪く、以前に叩けば直るハブとして紹介したことがあったのですが、今回は完全に死にました。実はあの後で原因を調査したところ、コイルの半田が抜けているところがありましたので私がハンダし直して安定したのですが、「叩けば直る」のが周知の事実になっていましたので、今回私が会社を休んでいる間にちょっと調子が悪かったためがんがん叩いた人間がいたらしく、内部の回路が焼けておりました。
で、何が起こったかというと。ハブがなくなってしまったんですね。予備のハブのストックが数台あったのですが、最近人が増えたために設置し直した際、全部使い切っていました。今回の故障のため、そのハブに繋いであった7台のマシンがネットワークに接続できないという事態に陥り、急遽ラインを調整して他の空いているハブにポートを入れて回避したのですが、既にいっぱいいっぱいだったため、場所によっては30メートルも引き直しなどという愚かなことになり、そのあおりを食らって私の机の上はLANケーブルが這い回っております。それもこれも結局は余裕を持たないからなんです。予算を通そうとしても経費節約のため、余らせておく器材を持たないというのが基本になっており、今回のようなケースが次に起こったときは、本当にどうしょうもない事態に突入するのは目に見えているのに何の布石も打てないというのが実状です。ハブを一つ余裕持たせるだけで解決することが解決できない。こんな状況では非常にやばいので今回に限っては私がかなり強引に予算を通しました。何をしたかというと、私の私物によるストックです。実は(それ自体、かなり異常なことですが)以前から会社にハブを一台貸しておりまして、そのハブを一旦返してもらうことにしました。そうするとその分のハブが必要になりますから、購入予算が通ります。通ったら返してもらったハブを私の机の引き出しに入れておいて、いざというときに使います。この浮いているハブは私の私物ですから余り資産とはなりません。
つーか、もうちょっと余裕持てないかなぁ。
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