2000/12/05
無線LANの話2
昨日の続きの前に昨日はちょっと書かなかったのですが、無線LANを導入するには無線LANサーバ自体にIPを割り振る必要があり、結果としてIPアドレスが一つ余分にかかるという弱点もあることを追記しておきます。
さて。初めは安定していた無線LANですが、さる事情からマザーボードの入れ替え及びOSの新規インストールを行ったところ、ハングアップしてマシンが起動しないという現象に巻き込まれました。こういう場合まず疑うべきはIRQのバッティングですので、無線LAN用のPCMCIAカードを挿さずPCIカードは挿している状態で起動してIRQのチェックをしたところ、なぜか本来振られるはずのIRQが振られていません。びっくりしてドライバをインストールしなおしたのですが、やはり駄目。このときのチップセットがあのVIA133です。以前VIA133Aでは動作していましたのでいわゆる4in1ドライバを入れてみたところ、IRQは確保できるようになりましたがハングアップ現象は変わらず。どうもUSBとぶつかっているらしいということで、PCIのスロット位置を変えてみたり、使わないCOMポートをBIOSから未使用にしたり、あげくはPCIスロットにわざわざIRQを振り直したりしてみたのですが現象はまったく変わらず。PCIカードの故障も疑い、別のマシンに挿してみてもきちんと動作します。仕方ないので有線LANに戻したところ、有線LANすら使えなくなりました(こちらの原因は結局不明のまま)。もはやお手上げ、八方塞がりの状態に陥りました。ついに意を決して、安くなっている440BX系のマザーボードを購入。こちらに新規インストールし直してみたところ、きちんと認識しますしなんの問題も発生しませんでした。どうもこれはVIA133のせいとしか考えられません。
そういうわけで、やっと無線LANが安定して動作するようになったのですが、今回無線LANにして一番よかったことはもしかするとテーブルトークが二回分も埋められたことかも知れませんね。テーブルトーク、一回35,000円。
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