2000/12/04
無線LANの話1
私のサーバルームから台所にあるかみさんの専用機まではケーブルで繋いでいたのですが、子供が大きくなるとケーブルを床に這わせておくのはあまりに危険だったため、天井を這わせるなど色々考えましたがちょうど残業が100時間を超えて削られはしましたがお金も入りましたのでさくっと無線LANを導入してみました。
無線LAN自体はそれほど難しいものではありません。無線LANサーバを有線に繋ぎ、各クライアントマシンに今まで刺していたNIC(NetworkInterfaceCard)の代わりに無線LAN用のNICを刺してIPアドレスを設定するだけです。とっても簡単ですしそれほど大きなトラブルもありません。速度も最大で11M出ますし、私の専用線環境はOCNエコノミーなので最大でも128Kまでしか出ませんから10Mもあれば充分です。かみさんのマシンには大量のファイルを転送したりもしませんから私のサーバ間LANのように100M必要ということもありません。パケットも途中でエラーになるということもほとんどなく、きわめて快適な環境となっていますし、心配だったセキュリティも一応パケットの暗号化がされているそうで、まあ大丈夫なようです。暗号化されているパケットを解析するくらいなら私のサーバに何か仕込んだほうが遥かに楽で効果的でしょうから。そういうわけで、現在の無線LANはかなりお勧めできます。ただし、コストパフォーマンスは以前に比べれば遥かにましですが、まだまだ悪いです。特にデスクトップに刺せるタイプのカードは一社しか出しておらず(最近もう一社出した)、導入コストはサーバと無線LANカードとPCIアダプタの三点セットとなり、。これだけで7万近くかかります。ケーブルを有線のままで天井を這わせるなら、たとえパイプを通してもその十分の一のコストもあればできます。
という記述をするつもりだったのですが、世の中、そうは問屋が卸しません。たしかに初めは安定しました。ところがある理由からマザーボードを入れ替えたところ、とんでもない事態に陥ったのです。続きは明日。
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