2000/07/29
ヘルペスの話
BBSのほうに書きましたが、ちょっと考えられないような病気になってしまいましたので、報告しておきます。
先天性免疫不全というほどではありませんがもともと私は免疫が悪く、なにせ流行性耳下腺炎(ようするにおたふく風邪)に3回かかったほどです。今週の月曜から左の腰のあたりに痛みがあり、てっきり神経痛だと思って放っておいたらこれが四日間も続くので、いい加減これはおかしいと気づきました。ただ、痛んでいる場所は腎臓ほど下ではなく位置的には脾臓であり、脾臓は痛みを感じない臓器ですから何かとてつもないことが起こっているに違いないと思い、医者(父と姉)に観てもらいました。なんと、エイズで有名になったヘルペス(帯状庖疹)だったのです。ヘルペスというのは水疱瘡にかかった人にしか発生しない病気です。水疱瘡は治っても病原自体は神経のどこかに眠っています。、本来は日和見菌(正確にはウィルスであり、菌ではない)なのでよほど免疫力に異常をきたさないと発病しません。一生発病しない人のほうが多いのです。ですから老人が他の病気にかかった等で抵抗力が極端に落ちたときに発病するわけです。だから後天性免疫不全であるエイズの合併症として有名なのです。もともと免疫が良くない私が季節の変わり目のため体調を崩し、そこへ寝不足が加わって免疫力が一時的に極端に低下して現れたようです。発病して4日経過していたため中期に入っており、一日20錠の薬と毎日点滴を受けるはめに陥りました。なお、あと二日遅れていたら入院だったそうです。つまり土曜日に行ったのでは間に合わなかったということですね。
私のような目に遭いたくなければ神経痛かな、と思っても一応その場所に何かできていないか必ず確認しましょう。私は痛む場所に庖疹(発疹みたいなもの)ができていたのには気づいていたのですが、痛み方が日焼けのようなひりひりした痛みや青痣のようなずきずきした痛みだったため、まさかこの庖疹が原因だとは思いませんでした。それにしても30才でヘルペスになるとは・・・・


 

Topへ