2000/03/12
英語の話
私は実は帰国子女(男なのに子女?と聞いてくる人がいますが、これは子が男子、女が女子の意味で、男女という意味を持っている言葉)ですが、英語が大の苦手です。
どのくらい苦手かというと、高校の時の入試の試験で英語が16点でした。その高校は試験の結果を合格した後に教えてくれるという親切な学校だったんですね。それでも選抜クラスとして受かったのは国語が学年トップだったから(ちょっと自慢)なんですが、そのときの英語の試験が4拓マークシート25問。つまり適当に答えても20点は取れる、しかも英語の先生曰く「全部1番に丸すれば28点取れた」そうです。おかげで「お前は猿以下だ」とまで言われました。
なんでこんなことになったのだろうと考えると、どうも幼少の頃の英語不信感にあるんじゃないかという結論にたどり着きました。
私がアメリカにいたのは1才から4才までの3年半です。4才で日本に帰ってきたらそこは英語の使えない世界でした。そのときに子供心に「英語は通じない」という大カルチャーショックがあったのではないかと思います。その結果「英語は役に立たない」という根強い不信感が生まれ、それが私を英語苦手人間にしてしまったのではないかと。逆に国語が得意になったのもこのへんに理由がある気がします。なんせ日本語力は他の子供と比べて3年も劣っていたんですから、必死だったのでしょう。もっともこれらはすべて想像に過ぎませんが。
この実力は大学受験でも遺憾無く?発揮されて入試試験の結果は先生から「28点」と言われました。とりあえず2点は上がったようです。
とは言え、職業がシステムエンジニアなおかげで英語なしでは生きられない世界にいます。そういうわけで(元々国語が得意なので)長文読解はできます。ヒヤリングもまあ、それなりにできます。つまり、読めるんですが、書けません。文法が全然わからないんですね。そういうわけで英語のできる人はそれだけで尊敬します。


 

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