2002/12/15
新しいThinkPadの話2
続きです。
さて、ThinkPadを購入したのは良いのですが、最初にやらなければならないことはネットワークの設定とアップデートです。とにかくWindowsを使用する以上、Windowsアップデートを避けて通ることはできません。私の回線は細い(128K線)ので、アップデートされるまでかなりの時間がかかります。もちろん、そんな時間はもったいないですからその間に(本当は推奨されないが)各種アプリケーションをインストールしながらアップデートが終わるのを待つわけです。だいたい良く使うアプリケーションのインストールが終了してから30分ほど遅れて、やっとWindowsアップデートが終了し、さあ再起動。ここでトラブルです。起動がやたらと遅いのです。なんだか今までの1000倍くらい遅くなっています。タスクマネージャを使って調べてみると、システムがCPUパワーを100%使っており、しかしこれでは何が原因かわかりません。あらゆる動作が引っかかり、事実上「使えない」状態にされてしまいました。いろいろといじっているうちに突然速度が戻り、さっきのは幻か、と再起動すると現象が再現します。これはXPとアプリケーションの相性の問題だろうと、XPの機能を使って以前の状態に戻し、今度はアプリケーションを1つ入れては再起動、1つ入れては再起動を繰り返したところ、まったく問題が起こりません。あれは一体なんだったのだろうと、Windowsアップデートを実行。現象が再現しました。信じられないことに原因はWindowsアップデートにあったのです。そこでWindowsアップデートも1機能ごとに入れていきました。すると、グラフィックドライバを更新すると現象が発生することがわかりました。とりあえずIBMのサイトに行ってもこの件に関する情報は無く、そうこうするうちにドライバそのものがWindowsアップデートから消滅していました。
その後、ThinkPadは順調に動いていますが、MicroSoftにIntelさん、頼むから、壊れたグラフィックドライバをWindowsアップデートに乗せないでね。


 

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