2002/09/29
頻脈の話
元オリックス、元阪神の星野投手(監督ではない)が引退を表明しました。原因は頻脈を患ったからだそうです。
頻脈というのは、何もしていないのにいきなり脈拍が100を越えてしまう病気で、顔が紅潮し、頭がくらくらし、ぽーっとなって集中できなくなります。おまけに吐き気を起こしたり、気力が萎えたりと、悪いことばかりになります。なんでこんなにリアルなのかというと、実は、私も頻脈があるからです。私の場合、今年から自律神経失調症を患うようになり、その結果、アドレナリンの異常分泌から頻脈に突入という、最悪のパターンに陥っています。幸い不整脈にはなっていませんが、これが仕事中に発生すると、ろくに仕事はできませんし、収まった後もしばらくは気力が失せて全身に倦怠感を感じます。このままだと最悪、心不全というパターンに入ります。私はまだ死ぬ気はありませんし、これはとっても怖いので、なんとかして頻脈そのものを抑えなければならないのですが、実は薬を使わなくても頻脈を抑える方法はあります。あくまで対処療法ですが、息を思いっきり吸ってから、力むようにして息を止めるのです。そうすると、しばらくして頻脈が止まります。これはアドレナリンを出さないようにするという方法なのです。しかし、これはあくまで対処療法にすぎず、根本的な解決にはなっていません。一番良いのは、その根本的な原因を断つことです。しかし私の場合はもちろん、過度のストレスによるものですから、結局ストレスの元を断つこと以外、対策はほとんど取れません。そして、そのストレスの元は、誰がどう考えようと分裂兆候と同じで、仕事によるものとしか考えられません。つまり、仕事を辞めるしか解決法が無いということになります。それは判っているのですが、そうすれば今度は家族を抱えたまま路頭に迷うことになるわけで、そう考えるとまたストレスが溜まって自律神経に変調が起きて・・・やっぱり解決になっていません。
そんなわけで、しばらくは頻脈と闘わなければならないようです。そのうち、なんとか解決します。


 

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