2002/06/27
サーバと奮闘の話1
今日の日付からは未来になりますが(これを書いているのは7月2日)、土曜日からサーバがダウンしていました。
金曜夜の10時ごろに、ftp経由でサーバにアクセスしたところ、リロードするたびにファイルが見えたり見えなくなったりするという怪現象が発生しました。そこで慌ててサーバルームに入って直接rootでログインし、rebootしました。よもやこれが最悪の結果を生むとは思いもしませんでした。再起動後、linuxがrunlebelを聞いてきて、正常に起動しません。レベルに何をいれてもまったく動きませんでした。エラーメッセージをよく読むと、キャッシュファイルが開けないよ、というメッセージが出ていたのですが、こちらは元々メモリを128メガほど積んでいるのでキャッシュファイルを設定していないため、当たり前です。今回の起動できない件とは関係がありません。問題は次のinittab(起動プロセスの構成)ファイルが見つからないというエラーです。inittabが見つからないって、クリティカルじゃないかと思いながら、慌てて解決法をネットで検索したところ、1件だけヒットしました。あるサイトのFAQで、「一番大切なところが壊れてしまったようなので、再インストールするしかないでしょう」だそうです。一応、解決策も記述されていたのですが、そのためにはインストールCDが必要とありました。残念なことに私は当時のOS(LaserLinux)のCDをトレイにいれっぱなしにしていたところ、埃まみれになって読めなくなってしまったため、最近捨てた(ついでにCD−ROMドライブも入れ替えた)ばかりだったのです。とはいえ、もともとこのWEBサーバマシンは電源が異音(扉2枚隔てた寝室まで聞こえることがあった)を発しており、ときどき落ちる現象が何度も確認されていましたので、退役は計算済みでは、ありました。そのために10月から投入する別マシンも用意している最中だったのです。
続きます。
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