2002/04/21
アンパンマンの本体の話
ここのところ真面目?な話が続いたので、久しぶりに戯言です。私は何度かテーブルトークで彼を取り上げてきましたが、今まで彼の存在そのものについて考察したことは、ありませんでした。そこで、アンパンマンがどんな存在であるかについて考察してみようと思います。
そもそも、アンパンマンにおいて最大の疑問は、その本体がどこにあるかです。少なくとも、頭ではないことは明らかなのですよ。何故ならアンパンマンは顔が汚れたり、カビたり、水に濡れると力が出なくなるのですが、そんなときは顔を丸ごと入れ替えることができます。このときの記憶は過去の記憶を受け継いでいるようですから、記憶は頭以外の部分に保持していると考えるべきです。よって、アンパンマンの本体は胴体のほうにあり、脳を含めた主用部分は全て胴体に含まれていると考えられます。そうすると、頭の部分には各種知覚センサー及びエネルギー源としての能力しか持たないと考えていました。ところが実際にはアンパンマンの頭を交換することによってアンパンマンの性格自体が変化するということが後になって判明しました(アメパンマン・アゲパンマン)。ということは、アンパンマンの思考そのものも頭の部分にあると考えられます。よってアンパンマンは頭と胴体をもってアンパンマンとすべきであり、本体はこの二つをもって言うべきなのでしょう。アンパンマン以外の他の創造物には、頭を分離・交換できるような機能はありません。
アンパンマンは創造神ジャムの創造物のプロトタイプであることは明白であり、そのため頭が分離できるという能力を保持させたのでしょう。しかし、その後の創造物にこの能力が無いことを考えると、コスト面などの点で問題があったものと考えられます。これをAT互換機に例えれば判ります。頭はCPUとメモリとグラフィック/キャプチャカード、サウンドカードおよび電源を搭載しており、胴体がマザーボードとハードディスクを搭載しているようなものです。CPUとメモリと電源を使い捨て、マザーボードとハードディスクを残すなんて仕組みのコストが低いわけがありませんから。


 

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