2002/03/17
テーブルトークの転機の話
この数日、テーブルトークの配信が遅れていますが、実は三話分くらいのネタをボツにしたせいです。ボツにしたネタというのは例の謎の九州高校生虐待事件なんですが。まだ確定情報が少なすぎるし情報が交錯していて、私が予想を出せる状況ではない、という判断です。そういうわけで久しぶりにテーブルトークについて書こうかと思います。
テーブルトークが始まった2000年の頃は、まだニュースサイトもそれほど存在せず、ましてや今のニュースサイトの基本的なスタイル、つまり一つのテーマを取り上げてそれに関して個人的な考察をするというスタイルはほとんど存在していませんでした。私は隙間産業の人間ですから、誰もやっていないのなら私がやろう的な軽いノリでテーブルトークを始めました。未だにトップページにある「雑談の雰囲気を持った日記もどきみたいなよもやま話」というスタンスから始まり、現在に至っても変わっていません。しかし、テーブルトークを取り巻く環境は、2年で大きく変わりました。特に侍魂のけんさんやちゆ12歳さんといった強力なクリエータの誕生により、ニュースサイト自体が群雄割拠の様相を呈して来、専門化によって地位を確立できなかった雑談ランダム系のニュースサイトが壊滅状態に陥りました。そのために、ニュースサイトは生き残りをかけて大きく様変わりし、いわゆるコラム的な要素を打ち出すに至ったようです。これは、前に書いたとおりテーブルトークはコラム未満のよもやま話ですから、完全なバッティングを起こしたわけです。もともとアクセス数が少なく、知る人ぞ知る存在に過ぎなかったテーブルトーク程度では著名なニュースサイトとネタ被りが起こったときに太刀打ちできません。その対策として、私は被らないネタを探してそれを語るという、かなり変則的な手段を取るようになりました。しかし、この対策にも限界があります。
このへんでテーブルトークのあり方を見直すべきか、それとも1000までは、このまま続けるべきか。大いなる転機に入ってきたのかも知れません。
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