2002/01/31
AOLの話
世の中には信じられないような話があるものです。
最近、AOLを利用している人からのメールが何通かhtml形式で来ており、何度言ってもhmtl形式で送ってこられるので、いいかげんテキスト形式に変えるように指示したのですが、なにぶん相手が初心者なためテキスト形式への変更の仕方がわからないということなので、私が直接出向いて設定するという話になり、使っているメールソフトを確認したところAOLの場合は独自のブラウザからメールを送る仕組みになっているらしいので、私はAOLとは無関係ですから事前に予習しておこうとAOLのWebPageを調べたのですが、どうもAOLの会員にならないとろくにヘルプもFAQも見られないという素晴らしく優しいシステムになっているようなので、かろうじて記述されていたサポートデスクへの電話番号を元に直接電話してみました。延々と番号を選ばさせられた挙句、さらに長期に渡って待たされ、その上で返ってきた返事が「できない」の一言でした。信じられますか?これだけウィルス問題が深刻になっているにも関わらず、AOL6.0から送信されるメールは常にhtml形式でテキスト形式でメールを送ることは「絶対に」できないんだそうですよ。もともとAOLがろくでもない所だとは思っていました(何せ自分のサイトの顔とも言えるトップページですら、AOL接続ソフトのバージョンがWin用は7.0でMac用は5.0というALTタグになっているのに実際はどちらも6.0という極めてアホ臭い間違いを放置しているようなところだから)が、ここまで酷いとは思いもよりませんでした。さすがに「できない」のでは、手の施しようがありませんから、多少手間はかかりますが別途フリーアカウントを取ってもらって、そちらから送ってもらうことにします。
ここまで酷いとセキュリティポリシーはどうなっているのかと疑いを持つのは当然でしょう。調べてみました。見つかりませんでした。なるほど、セキュリティポリシーがないんですね、AOLには。それなら納得です。


 

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