2001/12/28
2001年のてーぶるとーくの話1
てーぶるとーくを使って今年一年を振り返ってみたいと思います。
今年のしょっぱなには私に大きな転機が訪れました。自作系からの緩やかな撤退です。もともと、このサイトのタイトルとなっているdance with penguinというのはぺんぎん型自作用PCケースを大量に買いこんだことからなのですが、ぺんぎんケース自体が製造会社の倒産と版権の移転のごたごたで型を紛失したらしく、突然の製造中止。おまけに私自身、子供の養育費やマンションのローンなどに追われてまったく自作できない状態へと陥りました。実際、引退と言われても仕方ないような状態だったのです。私自身の自作熱自体も、急速に冷めていきました。外見だけちょっといじっただけで、変わり映えしない技術。必要もない高速性。値段を上げるためについているとしか思えない多機能さ。そのどれを取っても、自作系と呼ばれるジャンルが末期的状態にあることを示していたからです(そしてその予測は私は当たっていると思っています)。自作系が終焉を迎えるのに私自身が自作系というジャンルにとらわれていたら、間違いなく共倒れを起こすでしょう。そうならないために、今年の私は脱自作系への移行を徐々に始めていくことになります。たとえばたまたまリンクされたSMALL NEWS NETWORK!さんのRTCに参加したのもその一環です。私の名前、てんてんdwpは自作系サイトではほとんど見かけることがなくなり、それ以外の、特にニュース系サイトによく見られるようになります。しかし、ネットワーカから自作系へ、そして脱自作系へと移行しつつあったため、そろそろいけるかなと思ってトラップ的実験として書いた「クラックされた話」が、バトルウォッチャーアネックスに投稿されました(実はこれは私にとって非常に笑える事件だった。書いた時点で既にクラックされていなかったことはわかっていたため、バトルウォッチャーアネックスに記事が載ったときにはてーぶつとーくには既に「クラックされていなかった話」が掲載されていたのだ。そのためあそこから来た連中に思いっきり拍子抜けを味わわせることができた)。
続きます。
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