2001/11/17
インフルエンザの話
秋から冬に変わりつつありますが、例年どおりしっかり風邪をもらってしまいました。数日前から調子は悪かったのですが、色々と業務もあり、無理をしているうちにやってしまったという感じです。私は前にも書いたとおり、抵抗力が弱く、風邪を引きやすい上になかなか治りません。今回の風邪も長引くと嫌だなと思いながらインフルエンザでないことを祈っています。
インフルエンザといえば、予防接種ですが、いつのまにか保険対象外となっています。この理由についての説明はあやふやで、流行を抑止可能であると判断できるほどの研究データが存在しないからだそうですが、実際の統計データでは完璧に外した場合でも50%程度の抑止効果を持っているはずなんです。色々裏がありそうですが、調べきれませんでしたので書きませんが。私はもちろん既に有料の予防接種を受けていますが、なにせ抵抗力なさすぎでまたもや抗体ができていないことも考えられます。そのため、かかってしまったあとのことも考えなければなりません。実は去年、予防接種を受けて、しかもそれが当たっていたにも関わらず見事にやられたのですが、そのときにインフルエンザの薬というものが日本で初めて出荷されており、実際に試験しました。それは粉の吸引薬でした。使い方は簡単で、幾つかに仕切られた円盤があり、それを専用の装置に入れてスイッチを押すと円盤が回転して仕切りの一つが破れて中の薬が機械に格納されますので、それを自力で吸いこむのです。一度セットすれば円盤の中が空になるまで、スイッチを押すだけで回転→吸引とできます。粉を吸引するなんて咳き込みそうですが、実際にやってみると、まったく刺激を感じませんでした。この吸引薬は、肺に吸い込まれます。原理的にはノイラミニダーゼ阻害剤らしいのですが、詳しいことは省きます。気になる効果なのですが、私の場合は劇的な効果がありました。会社に行ったままにも関わらず、長引くことも無く治療が完了しました。
今年はインフルエンザだけでなく、おたふく(流行性耳下腺炎)も流行っています。私は既に3度やっていますが、またなったら嫌だなぁ。
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