2001/06/01
漫画の話
私は本も読みますが、漫画雑誌も読みます。今、定期的に読んでいる漫画雑誌は月刊誌がマガジン、月2がスーパージャンプとビジネスジャンプ、週刊がビックコミックスピリッツ、バンチ、チャンピオン。結構読んでいるものです。
よく本を読む人の中には漫画を馬鹿にする人もいます。私の友人でもあおい氏がそうです。もちろん本には本の良さがありますが、同じように漫画にも漫画の良さがあります。例えば知識の吸収速度という目的では漫画のほうが遥かに上です。私は漫画なら単行本を読むのに一冊十分かかりませんが、本を読むとなると、一時間から二時間くらいはかかります。単行本六冊で得られる情報量と本一冊で得られる情報量を比較すれば漫画に軍配があがることは言うまでもありません。子供に最初に渡す本が絵本なのも漫画の有利さを物語っています。これは絵というものが直感的なわかりやすさを保有しているからです。いきなり子供に本を渡しても理解はできません。文字というものはかなり高度な抽象概念であるためです。逆に言えばこれは漫画の弱点として攻撃される理由にもなります。つまり、文字という抽象概念を理解する頭を持っていなくてもわかってしまう、それに慣れるということは馬鹿になるのと同じ、と。これはある意味で真理をついているかも知れません。私は漫画を読み終わっても疲れませんが、本を読み終わると軽い疲労を覚えることがあります。しかし、それは漫画を娯楽として見ていないためであり、娯楽として考えるなら漫画は楽しみながらしかも情報まで得られるとってもお得な代物なのです。本と漫画は別次元の産物であり、比較できるものではないと考えればそのような意見は出てこないでしょう。
漫画雑誌の購入費を単純計算するとおよそ4500円程度になります。この金額は結構馬鹿にならない金額です。コンピュータ雑誌のように小夜香計画のソフトが掲載されて、見本誌を送ってきてくれないでしょうか。あ、ジャンプ系は駄目でした。なんせうちのソフトを勝手に掲載しておきながら見本誌どころか連絡さえしてこなかったVジャンプの例がありますからね。


 

Topへ