2001/03/01
テーブルトークRPGの話1
私自身びっくりしたことなのですが、このテーブルトークでは今までにテーブルトークRPGについてほとんど書いていないんですね。せいぜい私的マスター列伝くらいです。そういうわけで私のテーブルトークRPG変歴を書こうと思います。
私がテーブルトークRPGというものに触れたのは実は今から20年くらい、たしか私が10才ですから1980年のときの話です。以前にも書きましたが、私はそのころハンダゴテ少年でよく秋葉原に行っていました。私がよく行く店に通称「林檎屋(正式な店名は忘れてしまいました)」と呼ばれる、「大人のためのAPPLE2ショップ」がありまして。今考えればずいぶん大人ぶった嫌な餓鬼だと思うのですが、そこの半常連のようなものとなってました。その店頭で今までのゲームとはまったく異なるタイプのゲームがアメリカで発売された、ということでデモンストレーションというか、おさわり自由の状態で展示されていたのがあのウィザードリィだったのです。店員さん(=店長さん)にキャラクターの作り方など、手ほどきを受けて試しにプレイしてみるものの、英語の羅列とシミュレーションもどきのゲーム感覚にまったくついていけず、それでも何か凄いものを遊んでいるという感覚を持ちました。そこへ声を掛けてきたのがYさんという元アメリカ在住の大学生だったのです。彼が何をもって私に声をかけたのかわかりませんが、このゲームの元となったゲームがあり、みんなでそれを楽しんでいる、君もやってみないか、そう言われればやるしかないでしょう。それがサークルM(仮名)に入るきっかけでした。周りは皆大人(一番年齢の近い人でも高校生)という状況で、私が初めてプレイしたのはかのダンジョンズ&ドラゴンズでした。今なら誰でもプレイできるでしょうが、当時そもそも国内にはロールプレイングゲームという概念すらありませんでしたからなんだかさっぱりわかりません。とりあえず一回目は見てるるだけ、ということになり、見ていたのですがそのゲーム感覚にすっかり魅せられてしまったのです。
明日に続きます。
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