2000/07/31
テーブルトークの話
えーと、今まで書こう書こうと思っていて書けなかったので、ちょっとここでテーブルトークのスタンスについて書いておこうと思います。
こういうことを書くとおこられてしまうかもしれませんが、実は私はテーブルトークに対して必ずしも正確さを求めていません。実際に何度か間違いを犯していますし、そのたびに訂正したりしています。なぜ正確さを求めないかというとそのことにほとんど意味を感じていないからです。私は神様ではありませんから常に完璧で正確な知識を持っているわけではありません。なかにはとんでもない勘違いをしていることもあるでしょうし、誰かに騙されたことを信じ込んでいる可能性もあるわけです。前にも書きましたが私は人一倍知識欲が強いのでより正確な知識を得たいと常に思っています。自分の知識は合っているのか間違っているのか、間違っているのならば本当のところはどうなのか。そのことを知りたいと思っています。しかし、しかしですよ。どこかに書かなければ自分の知識が合っているか間違っているかもわからないじゃないですか。実はこのことにテーブルトークの意味を見出しているのです。一人が得られる知識は高が知れています。でも、テーブルトークを読んでくれた方が私よりも正確な知識を持っていれば、そしてその知識を教えてくれれば、私はより正確な知識を得ることができます。もちろんテーブルトークを読んでくれた方が私よりも不正確な知識を持っていれば、そしてその知識を教えてくれれば、私はどちらが正しいのか調べることができます。
これはテーブルトークを読んでくれている方に伝えておきたいのですが、テーブルトークを頭から信じ込まないで下さい。おかしいと思ったら自分で調べてみてください。どこに知の大海が広がっています。どんなことでもただ言われた通り信じ込んでしまうのは盲信と言います。テーブルトークを盲信しないで下さい。自分で調べてこそ本当の知識です。このテーブルトークはそのきっかけになればこれほど嬉しいことはありません。


 

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