2000/06/13
探りの話
G事件について書いたところ、S社から探りが入ってきているようですね。私の友人の作家から電話がありました。私の素性について色々聞かれたようですが、知らぬ存ぜぬで通したようです。もっとも私に対して探りを入れても意味はありません。私が関係していた出版社はすべて倒産してしまいましたし(笑い事じゃない)、私がしていた仕事も表には絶対に出ない仕事でしたからいくら探りを入れても、何も出てきません。今後同様の仕事をするつもりもありませんから、私になにかしようとしてもできませんよ。
この手の探りは実ははじめてではありません。何度か経験しています。私がゴーストを手がけた作品の作者のスキャンダルを面白おかしく書こうとしたある雑誌が私に探りを入れてきたこともありますが、あいにく私は信用だけで仕事をしていますから、すっとぼけました。同じゴーストライター仲間にも探りを入れてきたところを見ると、誰だかわからずにしらみつぶしにやったようですね。結局その企画は途中で消えてしまったようです。GというBBSのSYSOPに対するスキャンダルも当時Gと色々あった私宛に取材申し込みが来たこともあります。よもやこのSYSOPと私が比較的仲が良いなんてことまでは思いつかなかったようですね。オウム系ではないかと噂されたT氏のBBS絡みでも取材を申し入れてきたところがありました。他人のことなんか知るかと言って蹴っ飛ばしましたが。は相手がどこまで知っているかをお互いに探り合うわけです。ま、くだんの出版社の探りの影響なんてプログラマの私にはまったくありませんね。
そうそう、G問題を書いた後で根拠はと聞いてきた連中がいました。日本でも有数の大出版社がうかうかと決定的な証拠を残すような甘い組織だと思っているようです。敵の大きさも知らずに叫んでも蟷螂の斧に過ぎないですよ。なるほど、くだんの出版社に舐められるわけです。一度大改竄事件の経緯でも調べなさいよ。相手の証拠隠滅能力の高さに舌を巻きますから。喧嘩売るなら相手をそれなりに調べなさい。おっといけない。魔法の言葉を。この文章はフィクションであり、実在する団体、個人などとは関係がありません。こう書かないと関係ない人にまで迷惑かかるんですよね。


 

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