2000/04/15
帯電体質の話
実は静電気を帯びない体質です。それどころか、電気を通さない体質のようです。
たまに車やドアノブに触れてバチってなっている人いますよね。あの経験がほとんどないんです。特にここ五年くらいは経験していません。電気を帯びないんです。よくDIYするときに放電してからなんて書いてありますが、私はメモリだろうがなんだろうが、そのまま触っても壊したことがありません。電界効果トランジスタすら壊れませんでした。まあ、DIYするには非常に便利な体質なのですが、普通に生活する分にはかなり不便です。例えば手のひらに載せると振動するおもちゃなんてのがあるんですが、あれっておもちゃの底面に電極がついていて抵抗値の変化で動き出すんです。これがまったく動かない。ぴくりともしません。さらにとっても嫌なのが体脂肪測定器。よくスポーツクラブにある、手で握る式のあれです。あれも体内の電気の流れる量で測っているので、私がやると体脂肪率50%とかいうむちゃくちゃな数字になります。手を水で洗って、あまり拭かずに測ってやっと30%くらいに落ちます。かなり悲しいものがあります。
私の記憶では昔はそんなことはなかったと思います。普通に静電気を帯びていましたし、こんな異常な体になったのがいつなのかははっきりしません。また、家系でないことは確実です。何故なら私の姉の一人は超帯電体質だからです。どのくらい凄いかというと、高校の時にシンセのキーボードに触ったらバチっという音と共にキーボードから黒い煙があがったという、漫画のようなエピソードの持ち主です。これ以外にも詳しくは知りませんが大学の電算機室を駄目にしたとか、心電図を誤作動させたとか色々な逸話があるようです。私もファミコンとか関数電卓とか時計とかを触られて壊されています。ですから姉が家に遊びに来たときは絶対にコンピュータ部屋には入れません。危険すぎますから。
最近その姉がインターネットに手を出しました。いまだ壊れていないところを見るとよっぽど丈夫なパソコンを使っているのではないかと思います。


 

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