昔のもな見
◇2004年09月(前半)◇
2004年9月16日 | AA商品化 | |
えっと。 かつてタカラ社様が「ギコ猫」を商標登録していて問題になった事件というのがありましたー。 これは今から2年ほど前、平成14年の6月のことですー。 ところで、同じ平成14年に、あるAAがひっそりと商品化されていたことを知っている方はいらっしゃるでしょうか? メーカーは、あのサンリオ様ですー。 商品化されたAAはこれ→(・∀・*) 一般にジサクジエンと呼ばれているAAですー。 そして、実際の商品はっ! これー。 ここに書かれている絵だと、どこが?と思われるカモ知れませんー。 でも、実際の商品(例1・例2)を見てから、ジサクジエン同盟様をみると、まさしくジサクジエンそのものー。 さすがサンリオ様、モナーみたいなスーパーメジャーじゃなくて、微妙にマイナーっぽいジサクジエンに目をつけるとはっ! こうなったら、ライバル会社様、是非、もなみを商品化しましょーっ! 大丈夫、ジサクジエンよりも遥かにマイナーなので、どこからもクレーム来ないですよー。 そのかわり、まったく売れないことも、もなQは約束しますー。 追記: ごめんなさい、100%冗談ネタですー。
|
2004年9月15日 | ジュースに氷 | |
えっと。 コップの中にジュースと氷を入れて線を引いておいて、氷が溶けた後に水位は線より上にあるか下にあるか、という話がありますー。 これ、実際に実験してみた人って、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。 もな兄は昔メスシリンダーにカルピス原液と氷を入れて実験して、若干ですケド氷が溶けた後に線より上に水位があることを確認したそうですー。 なぜこのような現象が起こったかなのですケド、これは「浮力の原理に対する誤解」「結露」「温度膨張」という3つの問題が絡んでいるからだそうですー。 もなみはイマイチよく判らなかったのですケド、特別講義を受けて多分理解しましたので、説明したいと思いますー。 まず、「浮力の原理に対する誤解」ですケド、浮力とは「液体が固体によってどかされた分の重さと同じだけ受ける力」で、水に氷が浮くのは同じ体積なら氷のほうが水よりも軽いためだそうですー。 たとえば1gの氷が1.1ccの体積を持つとすると、その氷を水の中に入れると1g分・・・1ccの水がどかされて0.1cc分氷が浮き、氷が溶けたとしても溶けた氷は1ccになりますので水位は変わらないわけですー。 ここで重要なのは、液体が固体によってどかされた分の「重さ」という点ー。 だから、水よりも重い液体の場合は、どかされる体積が1ccより少なくなるので、氷が溶けて1ccになると、水位が上がるはずなのですー。 次に「結露」ですケド、結露というのは例えば冬のガラスに水滴がついていたりするアレで、それができる理由は温度低下で飽和水蒸気量が下がるからという、よく判らない説明をされたので、もなみ流に解釈しなおすと、ようするに空気の中の水蒸気が冷やされて水に戻るからということのようですー。 この結露現象はガラスの表面にのみ発生するわけではなく、周りの空気よりも低い温度の場所なら発生するわけで、コップの中の氷の表面やジュースの表面でも結露は起こっているわけで、空気中の水蒸気が水になった分だけ、水位が上がるはずということー。 最後の「温度膨張」ですケド、液体は温度によって体積が違いますー。 例えば水の場合は4度のときが一番小さくなるのですケド、4度で1ccの水は0度で1.00013cc、10度で1.00027ccと、10度のほうが若干増えるわけで、だからたとえ水と氷であっても、氷が溶けた後10度くらいになるまで放置すれば水位は上がるはずなのですねー。 一方、蒸発という水位が減る要素もあるのですケド、上の3つに比べるとアルコール飲料でもない限りその量は少ないため、結局トータルで水位は上がるということだそうですー。 でも、もなQは理科の問題で水位が上がると書いたら×になりましたので、普通に答える場合は変わらないとしたほうが良いみたいですよー。
|
2004年9月14日 | メイド喫茶概論(立地編) | |
えっと。 メイド喫茶について書くのであれば、まずは秋葉原という街について語らなければならないと思いますー。 というのも、それによって秋葉原におけるメイド喫茶の客層というものが判るからですー。 「今から25年ほど前の秋葉原は電気工作好きな人が電界効果トランジスタを探したり黒い礼服で茶を一杯飲んだりするような特殊な街だった(もな兄談)」そうで、それがパソコン自作街に変わったり、くず屋うさぎ堂の前で虎の穴が特殊漫画を売り始めても、やっぱり特殊なヒトタチが集まる特殊な街ということに変わりはなかったわけですー。 秋葉原に集まるヒトタチが特殊なヒトタチであるということは、秋葉原のメイド喫茶の客層も特殊なヒトタチを中心とすることになり、一般客様が試しに入ってみるメイド喫茶では直ぐに供給過多に陥ってしまいますので、どうしても特殊なヒトタチ向けのメイド喫茶にする必要があるわけですねー。 そのため、一般客様相手のライトなメイド喫茶の数は極めて少なく、特殊な御客様相手のディープなメイド喫茶が圧倒的に多いのですー。 これは秋葉原という街だから発生する現象で、秋葉原にないメイド喫茶は一般客様相手のライトなメイド喫茶のほうが成功しやすいですし、実際ディープなメイド喫茶を作っても、「メイド喫茶ではなくちょっと変わった喫茶店」といった認識の一般客様が多かったりすることになるわけですー。 よって、秋葉原のメイド喫茶は、一部のライトなメイド喫茶を除けば、どれだけディープになれるかを競っていると言っても過言ではないと思いますー。 そして、ディープなメイド喫茶になるためには、ディープな常連客様というのが必須になりますー。 というところで、もなQのメイド喫茶概論は、いつかに続きますー。
|
2004年9月13日 | 悪魔の罠 | |
えっと。 少し前にまたたび兄様のところで北陸新聞社様というのが話題となりましてー。 それに対してTZ-TECH様が、 まぁアレです、仕事柄この件では先にウラを取った(「現在該当媒体は存在しない」) ということでしたのでー。 もなQはたとえば日本新聞協会に加盟してない新聞がどれほどたくさんあるかトカ、ミニコミ系も含めた小規模新聞社様を全て調べるのは事実上不可能に近いトカ、そういうことも知ってましてー。 そういうわけで、どんなしょーもないウラだったのか知りたくて、聞いたら まぁ・・・あの・・・アレです、モチは餅屋ということでひとつ・・・(;・∀・)ゞ という回答を頂きましてー。 そのあと、お休みを頂いてしまったので反応できなかったのですケド・・・。 TZ-TECH様が知らなかったのも無理はありませんケド、ああいう書き方をしたときって、基本的に罠なんですよー。 だから、もなみの前で仕事柄トカ餅は餅屋なんて言葉をうっかり使ってしまったのは失敗でしたねー。 だって、もなみは福井県に北陸新聞社様が存在することを確認済みだったのですからー。 といっても、もなみは別に仕事柄トカそんなものを駆使なんかしてなくてー。 単にiタウンページで北陸3県に対して北陸新聞社を調べただけなんですケドねー。 それだけで住所から電話番号まで判ってしまったわけなのですねー。 TZ-TECH様を含めて誰でも同様の方法で調べれば、今すぐにでも北陸新聞社様について調べられますので書きませんケドー。 もちろん、この北陸新聞社様が例のサイトを運営しているかどうかまでは不明ですケド、JPNIC時代にco.jpドメインを取っていた北陸新聞社様が、実際の北陸新聞社様と異なることは、ちょっと考えにくいですよねー。 まー、なんにせよ、少なくとも北陸新聞社様は存在しますし、そのことを、もなみは証明してみせましたー。 もなQはウラ取ってまで該当媒体は存在しないと言い切ってしまったTZ-TECH様が、どのような対応を取られるのか、楽しみにお待ちしておりますー(ふふり
|
2004年9月9日 | すぱむ | |
えっと。 相変わらずカナメールは来てますし、特に日本語タイトルのスパムメールが急増している今日このごろ、皆様は無事お過ごしでしょうか? 実は久々ですケド、インターネットコム様がこんなアンケートを。 ウイルス、スパム受信状況ー。 やっぱり増加傾向なのねー。 ところで気軽にスパムと言ってますケド、スパムの定義って色々あるみたいで、例えばアスキーデジタル用語辞典様ではスパムの説明がこれとこれとこれとこれとこれと、合計5種類もある上にそれぞれの説明が微妙に違ってるんですよねー。 しかも、相互にリンクしているわけでもないので探すのに結構時間かかりましたしー。 この点ではこの一つにまとめてあるe-Words様のほうが便利かなーと思ったりー。 なんか話がずれてきましたので戻しますと、結局スパムというのは少なくとも営利目的のメールを受信者の都合を考慮せず一方的に無差別に大量に配信することを意味していることは間違いないようですー。 で、スパムの問題は、個人個人がウザイと思うこと以外にも、受信者が閲覧にお金を払わされたり時間を無駄にさせられたりすること、ネットワークトラフィックを増大させて、最悪サーバーを落とすDOS攻撃のようになってしまったりする危険性もあるわけで、極めて悪質な行為と考えられるわけですー。 そういうわけで、各プロバイダ様もスパム対策を立てたりしているわけなのですねー。 以上を踏まえて、もなQは携帯電話業界に参入したいためという営利目的のメールを受信者の都合を考慮せず一方的に無差別に社長自ら大量配信(実際の全文はこれ(消されているのでgoogleキャッシュ)です)するプロバイダなんか、さっさと退会したほうがいいと思いますー。 追記: 利用規約の中に「個人情報の取り扱い」というのがありまして、「氏名、住所、電話番号、メールアドレス等」を個人情報とみなしていること、プライバシーポリシーに従うこと、「お客様に対しサービス提供者およびその関係会社、取引先企業の商品またはサービス、新キャンペーン、その他お得な情報をご案内させていただく場合」があることが書かれていますケド、「携帯電話に関するパブリックコメント参加のお願い」は、そのどれを適用しようとしても範疇を越えている明らかな違反行為と思われますー。
|
2004年9月8日 | メイド喫茶概論(序章) | |
えっと。 本当は短期集中として全て書き上げてから公開する予定だったメイド喫茶概論なのですケド、経済アナリストの森永卓郎おじ様がメイド喫茶について色々と書かれるそうですので、内容がぶつかって後出しにならないように、出来た部分からちょこちょこと不定期的にアップしていくことにしましたー。 そういうわけで、今日は序章だけー。 秋葉原のメイド喫茶はドンキにメイド喫茶が誕生したこともあって、過当競争時代に突入したと言えるのではないでしょうかー。 そういうわけで、メイド喫茶について文化人類学とまではいかないにしても、文化論として考察してみることも重要なのではないかと思ったわけですー。 そもそも、メイド喫茶って何でしょう? もちろん、単に定義するだけなら、gooの新語辞典のように「メイド様が給仕してくれる喫茶店」としか書きようがないのですケド、それだけの理由によって、これだけの盛況を誇るとも思えませんー。 ですから、メイド様が給仕してくれる喫茶店という回答は外見面での回答であり、本質的な回答ではないのですー。 もなみはメイド喫茶の本質は非日常的空間の演出にあるのではないかと考えていますー。 V.W.Turner様のcommunitasやliminalityを持ち出すつもりはさらさらないのですケド、日常的空間によって溜まった疲れを癒す共通的意識を持つマツリ空間というのは必ず必要ですし、なによりメイド喫茶を非日常的空間と定義すると、いろいろと便利でしてー。 メイド喫茶においてなされる「お帰りなさいませ」「いってらっしゃいませ」も非日常的空間の演出手段と考えることができますし、非日常的マツリ空間である「聖地」秋葉原に集中していることも説明できますし、また、いわゆるアンミラや馬車道といった店と違うということも説明できるのですよー。 そういうわけで、メイド喫茶は非日常的空間であるという大前提のもとに、もなQはメイド喫茶概論をだるだると記述していきたいと思いますー。
|
2004年9月7日 | 60万ヒット | |
えっと。 あんまりアクセス絡みの話を書くと、どこからともなく叩く人がやってくるみたいなのでアレなのですケドw もなQが60万ヒットですよー。 閲覧者の皆様、いつも、もなQを見ていただいてありがとうございますー。 名無し様、川背様、七誌様、代様、お祝いありがとうございますー。 あと、黒猫様とciao様から祝絵も頂きましたので、貼っておきますねー。 50万ヒットしたのが7月ですから、2ヶ月で10万の計算になりますー。 でも、デイリーユニークカウンターのReadMe!では月間7万アクセスですよねー。 計算合わないように見えますー。 これはtitle.htmlに直リンされた分は数えてないからなのですー。 実はtitle.htmlのビューを数えること自体は技術的にも難しいことではないのですケド、title.htmlへの直リンってニュースサイト様トカで紹介されていらっしゃった閲覧者様が多いので、カウンターとして数えるのが微妙かなーということで、アクセスカウンターは敢えてindex.htmlへのアクセスしか数えていないのですよー。 今週末のヒミツカイギ次第では、もなQの更新頻度にも変更が入るカモ知れないので、断定はできませんケド、このペースを保つとすると、100万ヒットの大台は来年の5月くらいでしょうかー。 もなQは、これからもふにふにとがんばりますねー。
|
2004年9月6日 | でも怖いカモ | |
えっと。 昨日は貸与権は怖くないと書きましたケド、妙な面で書籍に対する貸与権が適用される可能性もありますので、個人でない場合は注意したほうがいいカモ知れませんー。 というのも、著作権法第二条8では この法律にいう「貸与」には、いずれの名義又は方法をもつてするかを問わず、これと同様の使用の権原を取得させる行為を含むものとする。 と定義されていて、例えば「買戻し特約付譲渡方式」も貸与とみなされるという点が挙げられますー。 これは何を言っているかというと、ある品物に対して高額買戻しを保証して販売することも貸与とみなされるということで、某パソコン屋さんが「当店で買ったパソコンは×年以内なら高額買取」をうたって販売しているのも貸与ということになるわけでー。 パソコンは書籍ではありませんケド、パソコンには普通マニュアルという書籍がついてきますよねー。 もっとも、操作説明書は著作物ではない、という話もありますー。 なぜかというと、著作権法第二条1.にて著作物を 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。 と定義しているため、思想又は感情を創作的に表現していない操作説明書は著作物ではないから(これは新聞の見出しが著作物でないのも同じ理由)で、例えば「大阪地裁 平成8(ワ)11015 著作権侵害行為差止等請求事件」から引用しますと「表題やキャッチフレーズ、標語のようなもの」について「俳句に準ずるような程度のものに達していれば思想又は感情を創作的に表現したものと認められる」ケドそうでなければ「思想又は感情を創作的に表現したものとまでは認められない」と言っていますし、東京地裁 昭和50(ワ)1314 著作権 民事訴訟事件でも「その説明書(施工方法の説明)も建築学上又は慣習上定まつているごく一般的なもの」で「特に独創性は認められない」ため、著作物ではないという判決を下していますー。 ただ、操作説明書にキャラクターや図案が使用されていた場合、そのキャラクターや図案には著作権が発生する可能性が高いのです(番号までは忘れましたケド、薬の説明書をコピーしたら、書かれていたキャラクターの部分が著作権法に触れたという判例があったと思います)ー。 ですから、上のパソコン屋さんが操作説明書トカも一緒に売ってると、著作権法貸与権違反になりかねませんー。 また、CDやDVDをレンタルすると付いてくる冊子にも解説あたりに著作物性が認められる可能性が高いですから、これもまた書籍の貸与権の適用範囲になる可能性がありますー。 というわけで、もなQは、またレンタルCDトカの値段が上がるような気がしますー。
|
2004年9月5日 | 貸与権は怖くない | |
えっと。 来年1月1日に書籍の貸与権が施行されるわけですケド。 もなみは、じゃなかった、ドジな人は学校に教科書を持ってくるのを忘れて、隣のクラスのお友達から教科書を借りたりすることがあるわけですケド、教科書も書籍である以上、貸与権に触れるのではないか、トカ、読んでいる本が面白かったので友達に貸したら貸与権に触れるのではないか、という疑問がありますよねー。 まず、貸与権とは何かと言いますと、著作権法第二十六条の三に定義されてましてー。 著作者は、その著作物(映画の著作物を除く。)をその複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供する権利を専有する。 となっておりますー。 また、公衆というのは著作権法第二条5にて この法律にいう「公衆」には、特定かつ多数の者を含むものとする。 となってますー。 このことから、貸与権は特定多数または不特定多数あるいは不特定少数(一人を含む)に貸与する場合に適用されるということが判りますー。 さらに著作権法第三十八条4にて 公表された著作物(映画の著作物を除く。)は、営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には、その複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供することができる。 となっていますー。 ですから、貸与権というのは不特定な人あるいは特定多数の人に有償で貸与した場合だけ適用されると考えられますー。 以上から、「特定個人」に対して貸与した場合は貸与権は発生しないと考えることができますー。 同じ理由で、音楽CDを特定個人に貸すことも貸与権には抵触しませんし、頒布権も「公衆」に対して適用されるので、映画のDVDも同様ですー。 また、この場合有償か無償かは関係ありませんので、例えば「今度マクドでソフトクリーム奢るからー」というような有償であっても構いませんー。 そうすると、特定個人とは何かということになるのですケド、これに関する判例は存在しませんー。 ただし、著作権法第三十条(私的複製権)にて、「私的使用」とは「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること」と書かれていますので、家庭内に順ずるような親友なら特定個人とみなすと考えていいのではないかと思いますー。 つまり、隣のクラスに行って「誰か教科書貸して」といって借りたら、たとえ顔見知りであっても不特定個人であるもなみに貸した人は貸与権違反と考えられますケド、家族内に準ずる友人の今野内蘭ちゃんから教科書を まー、もなみは教科書忘れたりしませんケドねー。 以上のことは解釈に過ぎず、実際の判例があるわけでもないので、実際に裁判になった場合は、別の判決が出る場合があるということを、もなQは書いておきますねー。
|
2004年9月4日 | 出版と市場 | |
えっと。 やっと意見の統一も出来ましたので、今日は出版と市場(マーケット)について書こうと思いますー。 実をいうと、少なくとも出版社から出される本である限りは市場の存在しない本なんて、ありえないのですよー。 もちろん、物凄く狭い範囲が対象の技術書や学術書だったりすることはありますよー。 でも、それすらも、たとえ少人数であっても買う人が存在しているから出版されるのですー。 だって、絶対に1冊も売れないと判っている本を出版しても仕方ないですから。 だから、出版される以上は、それがどれだけ小さかろうとマーケットが存在しているということなのですよー。 それから、どれだけ売れると作家様が思っても、編集者様が売れないと思えば本にはなりませんし、これは売れないだろうと作家様が思っても、編集者様が売れると思えば本になるのですから、そもそも作品が市場に合っているかどうかを判断するのは作家様ではなく、編集者様ですー。 まったく市場に合わないと思えば出版されない(もちろん、現在の市場にまったく合わないかも知れないけれど、将来市場に合うと予測されれば実験的に出版されるということもありますケド)か、あるいは市場に合わせるように作品に修正を求められますケド、それは編集者様が行うべきことですー。 そういうわけで、作家様が市場に合っている作品を書くことに労力を使うくらいなら、創作的なところに労力を使うべきなのですケド、現実は自分の仕事を放棄している編集者様が増えたこともあって、いかに市場に迎合した作品を書くかに労力を使ってたりするんですよねー。 そのへんが最近の作品がつまらなくなった理由であり、出版不況の本質ではないかと、もなQは思ったりするのでしたー。
|
2004年9月3日 | 8月VNI界ランキング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
えっと。 今月も元気にVNI界ランキング行ってみましょー。 なお、今月のpoint(1日あたりの平均アクセス数)は、ReadMe!様の障害を考慮して30.8で割ってありますー。
そんな中、更新頻度が増加したお米姉様や、サーバーの調子が安定した沙耶姉様が上昇しましたー。 あと、ランキングとは微妙にずれますケド、先月のビッグニュースとして取り上げておくべきは、VNICTP所属の浪路姉様が閉鎖宣言されたことー。 何故かログを消されてますケド、一月前に秋くらいに更新再開と言ってたのですケドねー。 これで最大時には6人居たVNICTPメンバーが3人に減ってしまったわけでー。 お互いに切磋琢磨しすぎて削り節にでもなってしまったんですかねー。 なお、ヨシミ姉様の退会時には更新されたバーチャルネットアイドルの明日を創る会公式ページも更新されないままですし、同じCTP所属のVNI様や、もなみよりも波路姉様を選んだたか兄さまもコメントしてないのは、またどうせ前言撤回するだろうということなのですかねー。 もなQは、まったく意味は無いのですケド、誰かが深読みしてくれるかなーと期待して、↓な絵を貼っておきますねー。
|
2004年9月2日 | 5人のもなみ | |
えっと。 もなQはグループ運営なので毎日更新できる、なんてことを言われることがありますー。 だから、実際にどんなことをしているのかというのを書いておきますねー。 「もな見」って、皆様にお見せしないだけで、実は1つのテーマに対して5人のもなみが別々の視点から5つの記事を書いているんですー。 皆様がご覧になる「もな見」は、その中の1つ、あるいは複数の記事を選んでリライトしたものなのですよー。 もちろん、忙しくてパスする場合もあるのですケド、全員が週に5本以上は書いているのですー。 なので、結局は全員が毎日更新しているのと同じだったりするのですねー。 そういうわけで、グループ運営だから楽、ということはないのですー。 で。 なんでこんな面倒っぽいことをしているのかと言いますと、せっかくサイトを閲覧していただくのでしたら、最高のものをお見せしたいからなのですよー。 1人が面白いと思うよりは2人が、2人が面白いと思うよりは3人が、10人が、100人が、1000人が面白いと思う記事を書きたいからなのですよー。 途中からサボりがちになりましたケド毎日更新で984本書いたもな兄は、毎日更新に対して、こんなことを言っていますー。 「書くだけなら、えんぴつだって消しゴムだってネタになる。問題なのは、それが面白いかどうかだけだ」。 一期一会という言葉は大嫌いなのですケド、もなQは、その瞬間で最高のものを出したいとは思っていますー。
|
2004年9月1日 | 昨年を振り返って | |
えっと。 1日恒例、昨年を振り返ってみましょー。 昨年は阪神が優勝して、それでビールかけについての注意というのを書きましたー。 今年はそろそろ終戦っぽい感じがしないでもないですねー。 あと、一言BBSにカラーコメントが入れられるようになったのも、この月からでしたー。 閲覧者様年齢性別アンケートも、ちょっと面白かったですねー。 そういえば最近アンケートをぜんぜんやってないのですケド、すっかりそのスクリプトのことを忘れていたためですので、そろそろ何か取りましょうかねー。 スクリプトと言えば、Web拍手様を見て、 なお、現在、Web拍手様は「公式サイトとは別の配布専用スクリプト」を公開されてますー。 そういうわけで、もなQは、またぞろ怪しげなスクリプトでも作ろうかと思いましたー。
|