昔のもな見
◇2004年06月(後半)◇
2004年6月30日 | アンチスパイウェア | |
えっと。 前にも書きましたケド、例えばセキュリティホールを利用して入り込むトカ、最近はスパイウェアも巧妙になってきてましてー。 アメリカの調査では3台に1台がトロイかスパイウェアに感染という話もありますしー。 そういえば、たまたまAOL様を辞めて別プロバイダにするという方のマシンのコンサルしてて、IE起動したら凄まじい数のツールバーが見つかって、慌ててアンチスパイかけたら、常駐×2+プログラム×4+レジストリ×山ほどが引っかかってうわぁぁな状態になってたなんて経験もっ! こんなふにふにな状態で、日本は大丈夫なのでしょうか? というわけで、キョーフのインターネットコム様アンケートー。 スパイウェアに対する意識調査。 これによると、スパイウェアをよく知らない人は64%だそうですー。 で、知っていた人は36%なわけですケド、対策していた人は19.3%。 つまり、5人に1人くらいスパイウェア対策をしているということですねー。 そして、対策していた人が使っているアンチスパイウェアは大半がフリーソフトだったそうでー。 Ad-awareって、 だって、一般インターネットユーザー様の5人に1人くらいはフリーウェアのアンチスパイウェアソフトを使ってるんですものねー。 ・・・。 もなQは、もう突っ込む気力も残っていません。
|
2004年6月29日 | マニアックすぎ | |
えっと。 インターネットコム様のアンケート回答者様は、凄くてヤバイだけではありませんでしたー。 そんなアンケート結果がこれー。 自宅で使っているキーボードに対する調査。 まず、調査対象はノートPCじゃなくて、デスクトップPCを、会社じゃなくて自宅で使っている300人のユーザー様ー。 キーボードを単品で購入したユーザー様は、50人。 一般インターネットユーザー様のうち、6人に1人はキーボードを単品で購入。 一般インターネットユーザー様って一体・・・。 そもそも、デスクトップPCを購入したときにキーボードが付いてこなかったユーザー様が300人中56人という数字はどうなんですか? DELL様やHewlettPackard様のBTOパソコンは当然として、ホワイトボックスパソコンですら、キーボードくらい付いてくるんですケド・・・。 その56人は、一体どこから買ったのー? まさか、一般インターネットユーザー様のうち、6人に1人以上は自作ユーザー様? 今日も言ってもいいですか? ぶっちゃけありえなーい。 もなQはインターネットコム様のアンケート回答者様が、実は凄くてヤバくてマニアックなヒトタチだと知って、何も信用できなくなりそうですー。
|
2004年6月28日 | 音著協もオイカリです | |
えっと。 昨日インターネットコム様のアンケート回答者様は凄いヒトタチカモ、と書いたのですケド、今日はそれを補強するような結果がっ! マルチメディア定期リサーチなのですケド。 なんというか、58%もの人がPC上で音楽編集をしているというのは、まだ判らないわけではないのですよー。 この数字、実際には「PCとオーディオ機器を組み合わせる人」108人のうちなので、300人中ですと62〜3人ですしー。 この数字(全体の20%)も多そうに感じるカモ知れませんケド、最近の大手パソコンメーカー製のパソコンって、基本的にその手のソフトが初めっからインストールされていたりしますし、CD−Rが付いてないマシンのほうが探すのが難しいという状況ですから音楽編集しないともったいない的発想もあるでしょうし。 それにMP3プレイヤートカ持っていたら、たとえワンタッチでMP3に変換してくれるとしても、音楽編集してるわけですしー。 ただ・・・。 音楽や映像などのデジタルコンテンツの入手先がファイル交換ソフトな人、15人。 20人に1人がWinnyやWinMXでっ! 一般のインターネットユーザー様の5%がファイル交換ソフトでデジタルコンテンツ入手なんて、今日も使いますケド、ぶっちゃけありえなーい。 っていうか、これが本当なら、CDの売上がファイル交換ソフトのせいで落ちたと言われても仕方ないようなー。 もなQはインターネットコム様のアンケート回答者様が、実はヤバイヒトタチだと確信しましたー。
|
2004年6月27日 | オープンソースって | |
えっと。 もなみはインターネットコム様のアンケートに対して、一般のインターネットユーザー様に対するアンケートだと、かたくなに信じていましたー。 ところが、それが、もなみの勘違いだったということが、今回判明しましたー。 オープンソースソフトウェアの認知度調査。 オープンソースという言葉を知らない方は300人中125人トカ、使ったことがある方が18人トカ、色々と書いてあるのですケド、その中で最も注目すべきことは、これです。 オープンソースコミュニティに参加している人が2人。 ちょっと待ってくださいー。 一般のインターネットユーザー様の150人に1人はオープンソースコミュニティに参加しているというのですか? たしかにオープンソースコミュニティの敷居は下がりましたし、参加者も増えましたよー。 まー、コミッティと仲が悪かったトカ色々あって抜けたとはいえ、もな兄もオープンソースコミュニティに居たこともありますよー。 そもそもシステム開発系で働いていましたし、その中には今回の結果よりも遥かにオープンソースに対する浸透度は高かったですよー。 でも、システム開発系でばりばりプログラム組める人の中でもオープンソースコミュニティに参加していた人なんて、居ませんでしたよー。 ですから、一般のインターネットユーザー様の300人中2人なんて、あんまり使いたくなかった言葉なのですケド、ぶっちゃけありえなーい。 もなQはインターネットコム様のアンケート回答者様が、実は凄いヒトタチだったらどうしようかと戦々恐々ですー。
|
2004年6月26日 | お姉様騙されてます! | |
えっと。 ペプシブルーというドリンクが発売されたようですー。 何故か強力なライバル会社のある会社様が新製品を出すと怪情報が飛び交うものですケド、今回も案の定、飛び交いましたー。 「ペプシブルーに使われている食用青色1号は発ガン性があってEUでは使用禁止にされている」 まー、この手の怪情報は、すぐに嘘だとばれるものなので放置しているのですケド、みずほ姉様が騙されてるとなったら、放置するわけにはいきませんねー。 って、こんなの調べなくても、ペプシブルーがヨーロッパでも売られていたという事実だけで十分な気もしますケド、日本だけ、わざわざ青1使ってるという、極めてありえなさそうな可能性もあるのでー。 CAS:3844-45-9、通称青1は英語ではBrilliant Blue FCFと言われるものなのですケド。 これが94/36/ECで、どうなっているのか調べてみましょー。 一応説明しますと、94/36/ECというのはOfficial Journal of the European Communitiesの中の1つで、食品輸出系で着色料について知りたいときには必ず調べられるという、極めて有名な文章の一つ(ちなみに添加物は94/34/ECや95/2/ECなんかが有名)ですー。 もちろん、これは定期的に更新されていますケド、青1についての更新は現時点では無いようですし、この94/36/ECはEUでも有効となっておりますので、94/36/ECを調べれば、EUでの扱いも判るのですよー。 青1は94/36/ECではE133:Brilliant Blue FCFとして記載されていますー。 で、肝心のカテゴリーですケド、ANNEX Iですー。 ANNEX Iというのは、LIST OF PERMITTED FOOD COLORS、使用可能着色料ですー。 はい、Q.E.D.。 ただし、EUとしては禁止されていなくても、着色料規定は各国が設定することもできますので、独自に禁止されている国もありますー。 もなみの調査ではドイツで使用が禁止されている可能性が高い(基本的にEU加盟国には流通阻害を防ぐために94/36/EC準拠が要求されるため、現在はOKになっていることもある)ので、みずほ姉様は、そこから情報を貰ったのカモ知れませんねー。 もちろんEUで使用可能ということが判っても発ガン性の有無については不明ですよねー。 で、調べてみたのですケドIARC(国際癌研究機関)でもACGIH(米国労働衛生専門官会議)でも「人体に害なし」になってますー。 また、WHO/FAOのケミカルデータも調べたのですケド、ラット実験による発ガン性報告も見当たりませんでした(ただしラットによる急性中毒の所見はあります)ー。 ついでにADF値(一日摂取許容量:日常的に摂取しても安全な量。Kgあたりなので、例えば体重が50Kgの人は50倍します)も見てみたのですケド、12.5mg/Kgー。 例えば赤色2号、通称「食紅」のADIは0.5mg/Kgですし、一般に使われる他の着色料(赤102や40、黄5など)と比べても倍以上摂取しても安全とみなされているということですー。 それにしても、みずほ姉様が騙されたように、ちょっとぐぐって見ると色々なサイト様で青1はEUで禁止されているという嘘が見つかるのですケド、一体発祥はどこなんでしょうかー。 一つの可能性としては、「ヨーロッパで禁止している国がある」が「EUで禁止されている」に変わってしまった可能性ー。 もう一つは「ベンゼン環を持つ物質は全て毒」というトンデモ理論を展開して唖然とさせた、あのイケナイ本あたりー。 最後はライバル会社様ー。 さー、どーれだー。 誤解が無いように書いておきますケド、もなみは着色料は不要なら使うべきではないと思ってますし、EUで禁止されている=危険、EUで禁止されていない=安全と言っているわけでもありませんからねー。 そんなこと言ったらEUでは極めて危険で絶対使用不可に分類されている添加物、E425が食べられなくなっちゃいますしー。 ちなみに、もなQが言っているE425というのは「konjac」、つまり「こんにゃく」のことですー。
|
2004年6月25日 | gif騒動がもたらしたもの | |
えっと。 まだまとまり切れてないのですケド、予告しちゃったので書いちゃいますー。 昨日書いたpngとgifの関係というのは、必要が技術の進歩を促すということ以外にも、極めて重要な事実を示していると思うのですー。 色々な報道がされてはいますケド、もなみはgifのライセンスがフリーになったからといってpngが廃れることは無いと思いますし、そもそもライセンスが切れたからといってpngを辞めてgifに戻るような意識じゃいけないと思うのですー。 だって、せっかくある技術がライセンスの問題で使用できなくなると、そのライセンスを使用しないで済む新しい技術が誕生するということが実証されたのですからー。 今後、根底に関わるようなものに対してライセンス料が主張されたとしても、そのライセンスを使用しないという選択が充分に可能ということを示したのですからー。 この、誰かがライセンスを主張したりしても、そのライセンスを使用しない新しい技術によって回避されてしまうという事実が何を表しているのかというと、あまりに理不尽なライセンスは淘汰されるということを表していると思うのですよー。 それって下手にライセンスを主張してもトータルでは損にしかならない、むしろライセンスを自由に使わせて、会社としての名声を上げるほうが得、という流れを生むのではないかと思うわけですー。 もちろん、これが諸刃の剣なのは確かですー。 せっかくライセンスを保持したのに、それで一銭も入らないのであれば、新しい技術を生み出す意味がなくなってしまいますから。 だから、微妙ではあるのですケド、それでも、そういう選択が可能というのと不可能というのでは、全然違うと思うのですよー。 そういうわけで、gifライセンス問題は色々とブツギをカモシだしましたケド、もなQは結果オーライなのではないかと思いますー。
|
2004年6月24日 | gifライセンス切れ | |
えっと。 アメリカでは1年前に切れていたgifのライセンスが、日本でも20日に切れましたー。 そういうわけで、gifは自由に使えるようになったわけなのですケド、アニメーションgifなどの特殊な例を除いては、いまさらgifを使おうとする人は少ないのではないかと思いますー。 というのも、gifよりも優れた画像フォーマットなんてpngを始めとして幾らでもあるからですー。 正直、もなみはpngという技術は凄いと思うのです。 あらゆるライセンスに抵触しない技術だけを用いて、gifと同じ可逆圧縮なのにgifに匹敵する圧縮率、gifより豊富な選択可能色数といったものを実現しているのですから。 そんなpngですケド、実はgifにライセンスが発生していなかったら普及どころか誕生していなかったカモ知れないって知ってました? pngってばgifにライセンスが必要となったことでライセンスフリー技術だけを使った画像フォーマットが必要となって、その結果誕生した画像フォーマットなのでー。 もっとも、可逆で多色を扱えるフォーマットというのは、いつかは必要になったでしょうからどこかで誕生していたカモ知れません。 それでも、gifがライセンスフリーだったら、ここまで普及したとは考えられないのですよー。 つまり、pngは必要に迫られたために作られ、必要に迫られたために普及した画像フォーマットと言えると思うのですー。 「必要が技術の進歩を促す」という好例ですよねー。 もなQは、このpngとgifの関係というのは、それ以外にも、極めて重要な事実を示していると思うのですケド、まだまとまってないので明日書こうと思いますー。
|
2004年6月23日 | ジン・メイヨウ様って居そう | |
えっと。 ちょっと前のニュースですケド、人名用漢字として使用できる漢字が増えて、今まで付けられなかった苺ちゃんなんて名前が付けられるようになったわけなのですケド。 そもそも、なぜ人名用漢字が制限されているのかということについて、その根拠と背景をちゃんと知ってるのかなーと思ったりー。 まず、法律的なことを書いちゃうと、人名漢字の制限となっているのは戸籍法という法律で、その第50条に 1.子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。 2.常用平易な文字の範囲は、法務省令でこれを定める。 と規定されているからなのですケド、その根底にあるのは「子供の人権」なのですよー。 つまり、「自分の名前は自分でつけることができない」という、極めて当たり前の事実があるわけで。 だから、当時は難読だった漢字は禁止したほうがいいという判断が働いたわけですー。 難解な漢字の名前をつけられても名前の変更は可能ですケド、相当の理由が必要ですし、裁判も起こさなければなりませんので、本人がそれを改正するのは困難なのですよー。 だから、名前に使用できる漢字を絞ることで子供の人権を擁護しましょう、というのが、この戸籍法第50条の本質的な意味なのですー。 例えば「苺」にしても、別に「苺」という名前がフキンシンだトカ、人としてふさわしくない名前だから禁止していたわけではなくて、当時は「苺」という漢字が一般的でなかったから使用できなくしていたということなのですねー。 でも、まさしく「苺」のように、当時は滅多に使用されない漢字であっても、今は普通に理解できる漢字というのもあるわけで。 そういった時代の変化に対応するために人名用漢字の改定というのが行われたのですよー。 だからこそ、今回の改訂では使用頻度の多い漢字や平易な漢字が一気に追加されたのですねー。 もちろん「呪」トカ「癌」のような漢字が名前に使用できるということについてギモンが起こるのは判りますー。 ただ、たとえば「牙」という漢字は本来は凶暴凶悪な漢字なのに今はどちらかというと格好良い漢字となったように、今後、漢字がどう使われていくのかなんか判るわけもないでしょー。 毎年使用できる漢字と使用できない漢字をいちいち決めなおせば対処可能だとは思いますケド、そうすると、毎年「あと1年遅く生まれていればXXって名前がつけられたのに!」みたいな騒ぎになったりすることは容易に想像がつきますよねー。 だから、とりあえず今回はえいやって感じに追加するのもやむをえないと思うのですよー。 もっとも、今回の改訂に関しては、今までは写植で使用できる漢字に絞り込んでたのに、住基ネットの整備によって色々な漢字が使えるようになったからみたいな、住基ネット擁護論のためではないかという疑いも、もなQは持っていたりするのですケドねー。
|
2004年6月22日 | デムパサイトですよー | |
えっと。 沙耶姉様が復活されましたー。 おめでとうございますー。 おまけに、もなみの昨日の記事まで紹介してくださってありがとうございますー。 ところが、沙耶姉様が引用ルールを守って引用してくださった、もなみの記事を、出典元も書かずに沙耶姉様にだけリンクして書かれたサイト様がいらっしゃいましてー。 まー、このサイト様が普通のサイト様でしたら、もなみも普通にしかたないなートカ思うのですケド、よりによってセキュリティホールmemo様だったりするのですよー。 ちなみに、セキュリティホールmemo様は、ご自身のサイトでポリシーとして ここに載せる情報については、可能な限り 1 次情報源へのリンクを作成しておきます。各自で 1 次情報源の内容を確認してください。 と書かれていたりするわけでー。 沙耶姉様は、もなみのところからって書いてくださっていたわけで、一次情報源のもなQへリンクすることは全然不可能じゃないはずなんですケド。 セキュリティホールmemo様はlivedoor様のことを云々言う資格があるのでしょうかと、小一時間ほど問い詰めてもいいですか? まー、もなQのようなデムパサイトにリンクしたら情報の信憑性が疑われるでしょうから、気持ちはよく判るので、イヂワルな冗談はこのくらいにして、本題に入りますねー。 なんというか、ネット上の記事って、わりと気楽にコピペできるわけで、引用なんかも普通にコピペでできるわけでー。 そうやって引用された記事を誰かが孫引用されたときに、その引用元、つまり親記事まで引用されないことも多くてー。 そうすると、途中で引用のルールを無視しちゃう人も出てきて、それを引用する人もルール無視しちゃうわけでー。 で、情報が途中で変わってしまったり、背景を無視された状態で引用されて意味が変わってしまったりという問題があるとは言え、これは普通の場合は困りはしないのですケド。 一番困るのは間違った情報を書いてしまって、訂正するときなのですよー。 もちろん、もなみはある程度の調査はしてますケド、あえてオモシロオカシクするために書いていることもあるわけでー。 例えば今回のlivedoor様の件に関しても「入会時にオンラインで登録された」住所を書くように指示されていたりするので入会時に書いてないなら適当な値でも入れておけばいいはずトカそういうことも判っていて書いていたりするのですケド、引用先の引用先では、そのへん無視して「livedoorは悪!」みたいな発想になっちゃったりしがちでー。 それで名誉毀損訴訟トカ起こされちゃったりしてねー。 で、もなみが知りもしないところで起こった問題なのに、なぜかもなみが訴えられたりして。 じゃあどうすればいいのかって言っても、もともとの情報元のほうで把握できないわけですから、はっきり言ってどうしようもないのですよねー。 それでも、何らかの自衛はしなきゃ、よく判らない形で責任取らされたりされかねないわけで。 一番良いのは、何か思っても書かないことー。 書かないのが一番安全ー。 で、インターネットというメディアが廃れていった後で、昔はよかった話をするのー。 なーんてねー。 自由に書こうとしても引用先の引用先のことを考えたら危なくて書けなくて自衛手段を取らなければならないのって、自由に書こうとする意思を阻害するだけで、百害あって一利もないと思うのですケド。 それでも現実的な問題に対しては対策しないといけないのですよねー。 だから、もう何度目になったか判りませんケド、また書きますー。 もなQはデムパなので、鵜呑みにせずに御自分で調べてくださいねーって。
|
2004年6月21日 | livedoor的俺イズム | |
えっと。 もなQの簡単更新スクリプトを作ろうとして、ちょっと色々と見ていて、どこかのblogを実際に使ってみなくてはっ!みたいな感じで、試しにlivedoor様を利用してみたわけなのですよー。 で、livedoor様でblogを試すには、まずlivedoor IDが必要なわけで、当然ですケド、登録フォームから登録しようとして、平文のまま個人情報を送信するのは嫌でしたので、SSLから登録するわけなのですケド。 livedoor IDの取得は、氏名・性別・生年月日・メールアドレス・業種・職種・興味のある分野が必要なわけでー。 それで登録終わってblog作って1ヶ月ほど遊んだので退会しようと思ったらー。 退会フォームが、どこにあるか判りませんー。 もなみは、あちこち調べてどうしても判らなくて、ついに「livedoor 退会」でぐぐって、やっと退会フォームを見つけたのですよー。 で、この退会フォームをgoogleのリンク元機能で、どこからリンクされてるのか見たらオンラインヘルプのFAQからしかリンクされてないのですよー。 普通、登録時に退会する場合の説明トカ送ってくるものだと思うのですケド、そういうのも一切ありませんでしたから、退会させないようにわざと判りにくいところに置いてるのではないかとー。 おまけに退会フォームを見ていただきますと、入会時に登録した氏名・生年月日・メールアドレスだけでなく、入会時に入力してもいない登録住所や登録電話番号、日中の連絡電話番号を強制的に入力させられるのです(空白のままだとエラーで退会できません)ー。 と、ここまでは指摘されているサイト様もいらっしゃるようなのですケド、もなみは、さらに凄いことを発見しましたー。 まずは、livedoor様のプライバシーポリシーを読んでみましょー。 個人情報の登録が発生するWebページではデーター送信の際に暗号化するSSLを使用しております。 ふーん、SSLで暗号化ねぇー。 じゃあ、なんで入会時よりも遥かに個人情報を要求するくせに、この退会フォームはSSL非対応なのでしょうか? やっぱり、退会するような奴はプライバシーポリシーなんか適用されない、という強気なポリシーなのでしょうかねー。 入会時の個人情報は守ってあげるケド退会時の個人情報は守ってやらない、ということなのでしょうかねー。 もなQはlivedoor様の俺イズムはステキすぎだとは思いますケド、ついていけそうにないので、やっぱり退会しましたー。
|
2004年6月20日 | ニュースサイト様ランキング | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
えっと。 先月ニュースサイト様のアクセス数推移をチェックしていて、1ヶ月だけのデータで結論を出すのは早いから今月もチェックしないとー、トカ思っていて、そのまま忘れてましたーw そういうわけで、かなり遅れましたケド、ReadMe!ニュースサイト様ランキングの推移を見てみますねー。 今回のデータは5月と4月、5月と3月の差を記録していますー。
たしかにpoint(1日あたりのアクセス数)こそ大きく変動しているとことがありますケド、それ以外には、基本的に変化がありませんー。 たとえば実順位で大きく変化しているように見えます朝目新聞様も、3月と4月では変化がないわけで、これは5月に飛びぬけたと考えられますー。 ニュースサイト様は1ヶ月単位では変動がありますケド、数ヶ月単位で見ればVNIランキング以上に「上位安定」がカクリツされてるのカモ知れませんねー。 もなQは、もう少しデータを追ってみようと思いますー。
|
2004年6月19日 | ローマ字 | |
えっと。 アルファベットと日本語の親和性というのは、あまり高くないわけでー。 ローマ字かな変換をしてますと、同じ文字なのにも関わらず、幾つかの入力方法ができる、という場合がありますー。 そのため、自分が正しいと思っている入力方法が周りにとっては異常だったりすることもあるみたいでー。 たとえば「ちょ」を入力する場合、どうしますかー。 もなみは「cho」と入力するのですケド、「cyo」と入力する人もいらっしゃるみたいですー。 「か」は「ka」と入力するのですケド、「ca」と入力する人もいらっしゃるみたいですー。 「ぁ」は「la」と入力するのですケド、「xa」と入力する人もいらっしゃるみたいですー。 「く」は「ku」と入力するのですケド、「qu」と入力する人もいらっしゃるみたいですー。 「つ」は「tu」と入力するのですケド、「tsu」と入力する人もいらっしゃるみたいですー。 キリがないのでこのへんにしておきますケド、実際に自分が入力している方法が一般的なのか特殊なのかというのは、ほとんど知りようがないわけでー。 ただ、最近、一つだけ判ったことがあるのですよー。 それは「ふ」を「fu」と入れるのが当たり前ということ。 もなみのように「hu」と入れる人は、ほとんどいらっしゃらないんですねー。 なんでそのことが判ったかといいますとー。 中指を「q」、人差し指を「a」に置いて、指を横に動かすと「くぁwせdrftgyふじこlp;」みたいな文字になって「ふじこ」が出ることをフシギがる人が多かったからなのですよー。 もなQは、これって普通に「hujiko」って入力してるだけだしー、トカ思ってたおかげで、今日まで何がフシギなのか気づきませんでしたー。
|
2004年6月18日 | 絶滅寸前 | |
えっと。 以前に書いたISP様に対するアンケートについて、続報が出ましたー。 以前の時には、ダイヤルアップユーザー様が狩場と化しているなんて話を書いたわけなのですケド、今回はどうでしょうか? まず、ダイヤルアップユーザー様は9%から7%に減り、FTTHユーザー様も1%減り、CATVユーザー様も3%減ってADSLユーザー様が68%から73%にアップ、というわけで、データ的にADSLユーザー様がフシギなほど増えたようですー。 ターゲット層がそれほど変わっているわけでもないのに、なんでFTTHユーザー様が減るんでしょうねーと思ったのですケド、どうやら理由はIP電話にあるようでー。 IP電話サービスって、CATVやFTTHマンションプランだと固定IPくれなくて不可能だったりしますもんねー。 なんとなく納得ですー。 で、気になるダイヤルアップユーザー様の動向ですケド、前回26人中15人が乗換えを検討していたのですケド、今回は4人減って22人となり、乗換え希望は16人に増え、結果11人いた絶対ダイヤルアップ派もついに6人まで減少してしまいましたー。 ところで、もなQはブロードバンドユーザー様のYahoo!BB率が変わってないのに、ISP様に対する不満が増加しているあたりに、微妙なものを感じたり。
|
2004年6月17日 | エッチなのはイケナイと思いますー | |
えっと。 ちょっと前のニュースですケド、わいせつ画像ファイルを検知し、一括削除できるソフトというのができたようですー。 これ使うと、たぶん某女王様のサイトのhtmlキャッシュトカ全て消えるのではないかと想像してみたりして楽しいのですケド、それはそれとして、このソフトの需要ってなんでしょうかねー。 6月といえばこんな法律改正がありましたっけ。 ようするに児ポ法なのですケド、あくまで販売目的に限って罪に問うことになっているとは言え、所有していることも罪に問われるようでー。 また、過失条項が無かったと思いますので、 電気通信回線を通じて第二条第三項各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写した情報を記録した電磁的記録その他の記録を不特定又は多数の者に提供した者も、同様とする。(第七条の4) となっていますので、例えばウィルスに感染して、添付ファイルの形で児童ポルノ画像が流出した場合であっても罪に問われる可能性が高いわけですねー。 こういったウィルスは、いわゆるその手のURLを踏んだお兄様方が一番引っかかりやすいわけで、いざというときに、この手のソフトがあると安全カモ知れませんねー。 ところで、上の引用には「描写」という単語が出てきますー。 これを元にCGも取り締まり対象になるのではないかと恐れられていたりしますケド、これは実在する児童に対する性的描画、もっと言ってしまうとアイコラ対策と思われますー。 というのも、児ポ法は第一条によって「心身に有害な影響を受けた児童」トカ「児童の権利を擁護することを目的」といった言葉が出てきており、また「児童の権利の擁護に関する国際的動向を踏まえ」ることが記載されているからですー。 じゃあ、実在する児童をモデルとした漫画はどうなのかという話になりますケド、「児童の権利の擁護に関する国際的動向」では漫画までは規制対象とされていないとはいえ、モデルとされた児童の「心身に有害な影響」を与える可能性があるため、解釈によってはハンチュウとみなされるカモ知れませんー。 もなみは仮想の存在ですから現行法では大丈夫なはずですし、別に守ってもらおうとも思いませんケド、万が一という可能性もありますので、もなQは、そろそろ18禁絵板を閉鎖する予定ですー。
|
2004年6月16日 | デムパ紙一重 | |
えっと。 2chのような掲示板システムってP2Pで part.2というスレッドがありますー。 このスレッドに登場する「てんてんdwp@yankee.tokyo-nazo.net」というのは、そのアドレスから判りますとおり、もな兄のことですー。 結局、zigmoプロジェクト様と競合していたり、サーバーが吹っ飛んでデータが壊滅したりという問題が起こったりして、もな兄は途中で抜けてしまったのですケド・・・。 元となるコードを書いたのは、もな兄ではありませんし、最初はサーバーを提供していただけだったのですケド途中からソースの微修正にまで手を出したりしてましたー。 このコード、現在公開されている版では匿名とは言えませんし、ベースとなる掲示板が必要だったりするのですケド順調に進化すればベース掲示板なしの匿名P2P掲示板に辿りついていたはずですし、結局サーバーと一緒にロストしましたケド、266様とは別に、もな兄が実際にそのためのコードを書きかけたこともありましたー。 で。 この時代(2001年9月)の2ちゃんねるはIPアドレスを記録していませんから、このスレで身元が判明するのはfusianasanもな兄だけだったりする状況で。 もし、サーバーが壊れなかったら。 たぶん途中で抜けることもなく、P2P掲示板を完成させていたと思いますー。 で。 誰かがそこに音楽著作権法違反の歌詞をアップしたり、名誉毀損な書き込みをしたり、あるいはバイナリテキスト変換で不正にソフトをアップしたり(注:当時の仕様だと幾つかに分割しないとアップできないとは思いますケド)して訴えられたときに、誰に責任が行ったのでしょうか? つまり、サーバーが飛ぶという不運が無ければ、もな兄はタイーホされてたカモ知れないという、かなり危険な位置に立っていたのですよー。 ただでさえびんぼーな大耳家で、働き頭のもな兄がタイーホされたら、もなみも路頭に迷って、こんなことになってたカモ知れないのですー。 そういうわけで、今回のWinny作者様逮捕事件に対しては普段と真剣さが違ったのですー。 もなQは、これからもP2Pプロジェクトが法律のハンチュウで安全に使用できる道を探っていきます・・・。
|
2004年6月15日 | P2Pの可能性 | |
えっと。 今日は、もなみがWinny作者様逮捕事件についてあれこれ書いている理由を書きたいと思いますー。 もなQの回線は128Kしか出ません。 ですから、いわゆるクライアントサーバー型の現在のWebシステムを用いているもなQは、ちょっとアクセスが集中すると、あっというまに回線がいっぱいになって異様に重くなりますー。 でも、P2P技術を用いれば、もなみの細い回線でもアクセス集中に耐えられるようになるはずですー。 だから、もなみはP2Pという技術に対して、その未来と可能性を高く評価していますし、今後ますます発展していくべき分野だと思っていますー。 ところが、現状はどうでしょうか? 京都府警様自身がP2Pを開発すること自体は違法ではないと述べているにも関わらず、なぜかP2Pソフトを作ったら逮捕されるという、恐らく意図的に誇張されたデマというか嘘というか風評によって、P2Pソフトを開発されている方が開発を止めるという事態になりかけているように思えるのですよー。 今の状況を考えるとP2Pソフトが開発できなくなったとしたらその責任は京都府警様ではなく、そのようなデマ・嘘・風評を、あたかも本当のように流布した人たちにこそあると思うのですー。 そして、そういうデマ・嘘・風評に対抗するためには、何をすれば逮捕され、何をすれば逮捕されないのかをキチンと切り分けるしかないわけで、それで色々と調べて書いているわけなのですよー。 現在、もなみが出している結論は、完全匿名P2Pは問題で、何らかの方法で匿名性を解除できる仕組みをつける必要がありそうだなーということ。 これは例えば作者様にしか出来ない、ただし法的に公開を要求された場合は公開するという、現在の2ちゃんねるのIPアドレス記録の仕組みのような形でも構いませんー。 それによって、違法ファイルのアップロードに対する抑止力を持つことができますのでー。 そういうわけで、もなQはP2Pの健全な発展を望んでいますので、昨日書いたことが「P2Pは全て悪い」みたいな読み方をされたことに、ちょっとショックでした。
|
2004年6月14日 | 匿名P2Pは作者様不利? | |
えっと。 Winny裁判について、色々と判例を漁っていたのですケド、実は暗号が解読されているほうが作者様にとって有利なのではないかという逆説的な判例を発見しましたー。 その判例は、通称「2ちゃんねる名誉毀損裁判」と呼ばれているものですー。 これは、ある人が2ちゃんねるで名誉毀損な書き込みをされて、それに対して削除要請を行ったのに削除されず、管理人のひろゆき兄様が訴えられたという裁判なのですケド。 本当はこれを全文読んでほしいのですケド、ちょっと重要なことだけ抜き出してみますねー。 本件掲示板における発言によって名誉権等の権利を侵害された者は,前記のとおり,被告が,利用者のIPアドレス等の接続情報を原則として保存していないから,当該発言者を特定して責任を追及することが事実上不可能であり,(中略)設置・運営・管理している被告の責任を追及するほかないのであって,(中略)被害者が被害の回復を図る方途が著しく狭められ,公平を失する結果となる。(中略)本件各発言に関する真実性の抗弁,相当性の抗弁についての主張・立証責任は,管理者である被告に存するものと解すべきであり,本件各発言の公共性,公益目的,真実性等が明らかではないことを理由に,削除義務の負担を免れることはできないというべきである ようするに本来は名誉毀損を行った人が訴えられてしかるべきなのですケド、2ちゃんねるはIPアドレスを記録していないので名誉毀損を行った人が不明なので訴えられず、ひろゆき兄様が訴えられた、と。 ケースとしては異なるのですケド、これをP2Pソフトに当てはめてみますねー。 完全匿名性を実現したソフトにおいて、著作物が不当に流通された場合、本来は違法に著作物を流通させた人が訴えられるべきなのですケド、P2Pソフトでは流通させた人が不明で訴えられません。 そして、流通元を特定する仕組みを埋めることができた作者様がそれをしなかったのであれば、作者様を訴えるしかないということになりますー。 つまり、完全匿名性を実現したP2Pソフトが存在し、そこに違法に著作権物が流れた場合、その責任は作者様に求められる可能性が高いということなのですよー。 ただし、ひろゆき兄様の裁判においては、削除権というものがありまして、つまり名誉毀損な書き込みを削除できる立場だったのにも関わらず削除しなかったことが罪に問われたわけで、同じ理屈から言うのであれば、ノード内に流れる著作権法違反ファイルを削除する権限が作者様にあるのか、という話が出てきて、ちょっと難しくなってしまいますー。 とはいえ、被害を被った権利は最大限に回復されるべきという前提に立つなら、恐らく削除権限云々に関係なく、訴えられるべき対象が作者様になるだろうというのが、もなみの先生の解釈ですー。 そうすると、Winny裁判の場合、京都府警様が暗号を解読したと発表してしまったことにより、逆に著作権違反幇助でしか訴えることができなかったのではないでしょうか。 ということは、今後P2Pソフトを開発する場合は、必ず発信者様を何らかの方法で記録する仕組みを埋め込まないと、作者様自身が責任を問われるのではないかと思いますー。 もなQは、もし、P2Pソフトで著作権法違反の作品を流通させようと思ったのであれば、それは作者様を破滅させる可能性があり、結局はP2Pソフトそのものを損なう可能性がある、とだけ言っておきたいと思いますー。
|