ちゆ姉様フォーマットについて


いわゆるちゆ姉様フォーマットと呼ばれる形式があります。
左側にメニューが並び、右側の一番上に「前口上」、次にタイトルがあり、占い、更新履歴(メモ)、ニュースという順に並んでいる形式です。
この形式のサイトを見ると、見た瞬間に「ああ、ちゆフォーマットか」みたいな排除思想が働く人もいるくらいに、たくさんのサイトで使用されています。
このフォーマットが普及した理由としては、かつて「パクリOK」という文章があったということもあります。
ですが、それだけではこれほどまで普及することは無かったと思います。
「ちゆ姉様フォーマット」が普及した理由は、それがフォーマットとして優れているからではないでしょうか。
といっても、もなみにはそのような知識はありません。
そこで、コンテンツに詳しいM様にお願いして、「ちゆ姉様フォーマット」というものの解析をお願いしました。
もなみは9歳なので難しくてわからないことだらけですから、そのまま載せちゃいます。
そういうわけで、もなみは「もなQへの提案」を丸々受け入れて、今のオリジナルフォーマットに変えています。

ちゆフォーマット研究

トップページというものは本来最も多数の人に見られる場所であり、そのアクセス数を左右する重要な要素である。
よって、優れたフォーマットをトップページに使うことは極めて重要なことであり研究に値する。
トップページにおいて優れたフォーマットとは以下の3つの要素を満たすフォーマットである。

・閲覧対象者が明瞭である
・毎日更新できる項目が存在する
・見たい項目を閲覧者自身が選択できる


この点を考えると、ちゆフォーマットというのは、非常に優れた存在であることがわかる。

・閲覧対象者が明瞭である
 閲覧対象者は一番最初の前口上「はじめまして」で言及されており、誰が見ても明瞭である。
 その後のタイトル表示により、さらにターゲットを明確にしている。

・毎日更新できる項目が存在する
 更新されない日が存在することは、閲覧者の数を減らすことに繋がる。
 ニュース系というのは、とりあげるべきニュースが存在しない場合、更新されないことがある。
 しかし、占いというのは毎日でも更新できるものである。
 よって、ニュースが存在しなくても、占いを更新すればリピーターが毎日閲覧する理由となりえる。

・見たい項目を閲覧者自身が選択できる
 左側にコンテンツ一覧を配し、「メモ」というヘッダを配置することにより、閲覧者が自分にとって見たい項目をワンクリックだけで自由に選択できる。


以上より、「ちゆフォーマット」は極めて優れたフォーマットである。

が、「ちゆフォーマット」が普及した場合には「暗黙の了解」作用が働く可能性があり、「暗黙の了解」作用によって了解されている事項は省くほうが良い。


もなQに対するアドバイス

・前向上は省け
 前口上は、一見の者にとっては注目すべき場所であるが、リピーターや既にそのフォーマットに慣れ親しんだ者にとっては邪魔以外の何物でもない。

・占いは誤魔化しコンテンツと知れ
 占いというコンテンツは「毎日更新できない」場合には有効であるが、これもフォーマットの普及によって、真っ先に「誰も見ない」項目となりえる。
 つまり、占いというコンテンツを用いて客を寄せられるのは初期段階だけであり、現在はそのような誤魔化し更新は、かえって閲覧者に不誠実な印象を与える。
 それなら、些細なニュースであっても、毎日更新するほうが良い。

・インタラクティブを使え
 閲覧者がワンクリックで参加できるようなコンテンツをトップページに置くことは重要である。
 インタラクティブ(双方向性)を保つことは、閲覧者を参加者にすることができる。
 参加者はリピーターとなる。
 よって、アンケートなり一行BBSなりをつけることは重要である。

・自己紹介文は冗長にすべきではない
 これはトップではないが、自己紹介文もまた「ちゆ自己紹介フォーマット」というような形式が存在しているようだ。
 「ちゆ自己紹介フォーマット」はVNIがメジャーではない時のものであり、そのため、冗長な表現になっている。
 もっと簡潔に要点だけをまとめたほうが、閲覧者の持つ印象が良くなるだろう。

もな兄の補足
ちゆフォーマットに関しては全てのコンテンツがワンクリックで閲覧できるという点にも注目
メニューが長くなるというリスクを負っても全ての月のメモ・日記などを並べたのは「ワンクリックで閲覧」という点に重点を置いたためと考えられる
これは見逃されがちだが極めて重要なことだ
余談だがこれだけ重要視したはずのワンクリック閲覧が「ちゆポータル」の”プロバイダ関係だけ”は出来ていないのが何故かは判らない
4コマですら守っているというのに

序章に戻ります。