2002/09/25
FreeBSDインストールの話1
部屋のマシンの棚卸を兼ねて、今まで使用していたDNS(domain name server)のリプレースをすることにしました。
何せ今まで使っていたマシンは化石の486−100MHz、メモリ16M、FreeBSD2.2.8というマシンでしたので、この際ダウンサイジングも考えて、バッテリーという名のUPSもあるし、老朽化して使わなくなったThinkPad535をDNSとして使うことにしたのです。ノートPCにインストールする場合、まず、どうやってインストールするかを考えなければなりません。もちろんサーバ用途ですからデュアルブートのつもりなんぞ無いのでDOSを残す気はありませんし、ThinkPadはノートPCのため、SCSI経由でブートも出来ません。セカンダリIDEもありませんので、ブートに関してはフロッピーディスクでブートする以外の道はもともと考えられません。この時点でトラブルが起こるのではないかという予想はありました。実際にはフロッピーディスクからのブートはトラブルらしいトラブルも無く、とりあえずOKだったのですが、問題はどこからインストールかけるかです。一番簡単なのは、今あるFreeBSDマシンにネットワーク接続をかけて、そのCD−ROMを使う方法ですが、実は現行のFreeBSDマシンにCD−ROMはつけていませんでした。旧マシンにインストールする際は、SCSIカードを刺してCD−ROMブートでインストールしたのですが、インストール終了後はPORTSコレクション類に最新のものが使いたかったのでFreeBSDのサイトからFTPインストールを行い、ついでにCD−ROMはSCSIカードごと引きぬいてしまったのです。かといっていくらセカンダリが存在するからといって、SCSIカードを刺すために現行のDNSを止めるわけにもいきません(実際、一度電源コードが抜けてDNSが止まっていたことがあって、そのときに他のサーバがエラー吐きまくったという悪夢の記憶が残ってるし)。
続きます。


 

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