2001/12/02
アンパンマンの世界の話
前にアンパンマンキリスト教洗脳説という冗談を書いたことがありました。最近、アンパンマンに愛娘がどっぷりとはまっている関係から私もアンパンマンを見るようになり、いつのまにかビデオまで転がっていました。
さて、そのビデオはメロンパンナちゃん誕生、という話だったのですが、そこで大いなる疑問が沸きあがりました。アンパンマンの世界の全てのキャラクターはバイキンマンも含めて実はジャムおじさんが作ったのではないか、と。理由はいくつかあります。一つの理由として、アンパンマンを何話か見てきましたが、あまりにジャムおじさんにとってタイミングがよすぎるということです。アンパンマンやカレーパンマンが戦っているときにジャムおじさんが側にいないと助けは現れませんが、ジャムおじさんが側にいるときだけは氷の女王やらなんやらなどの助けが必ず現れます。これもあの世界が全てジャムおじさんの創作と考えれば納得できます。さらに、もっと大きな疑問がアンパンマンの歌の中にありました。歌自体は他愛もないのですが、歌詞をよく読むとそこに大きな秘密が隠されているのです。何故なら歌の文句に「愛と勇気だけが友達」という台詞があるからです。わかりますか?食パンマンやおむすびマン、その他大勢の仲間はアンパンマンにとって友達ではないのです。あくまで仲間に過ぎず、仲間だけど決して友達ではない。信じられるのは愛と勇気「だけ」、そう歌っているのです。考えてみれば、バイキンマンも含めた全てのキャラクターは自分と同じ方法で創られた、いわば兄弟のようなものであり。そこに友情は存在しないのでしょう。おそらくバタコさんやチーズすらジャムおじさんによって創られたのです。そういう世界なのです。とすると次に疑問に思うのは、ジャムおじさんの目的です。彼は一体何の目的で、自分の創ったキャラクターだけが存在する世界に引きこもったのでしょうか。
アンパンマンの世界、実はかなり奥が深いようです。私ももう少し深く追いかけないと結論は出てきそうにありませんので、しばらく注目したいと思います。
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