2001/05/30
フリーセルの話
もともとコンピュータでゲームをばんばんやる人間ではありませんし、やるといってもコーエーの三国志くらいしかしない人間でしたが、特に最近は、まったくコンピュータゲームというものをしなくなりました。
唯一の例外はウィンドウズ系OSにおまけでついてくるフリーセルというゲームです。このゲームだけは、時々思い出したようにやります。フリーセルの良いところはソリティアと違って、必ず解く方法があることです。脳みそを絞れば必ず解けるのですから、暇つぶしには最適です。また、番号を指定することで自分が解いた問題をチェックすることができます。最近ではあのゲームを何度もやっているうちにある程度解きかたというのがわかってきました。そのほぼ必勝法(一部その方法では解けない難問もある)は損得の法則というのですが、口で説明するのが非常に難しいためざっくりと説明します。基本的にはあるカードを上に上げたときに、そのカードをいつ降ろす事ができるかというのを考えるのが損得の法則です。例えばハートの3を上に上げるのなら、ハートのAとハートの2が出るか、スペードかクラブの4が出るか、またはカードの無い行ができるまで下に下ろすことはできませんから、そのタイミングがいつなのかを考えます。その結果、かなり先だとわかった場合はたとえ上げやすそうであっても上げないで解く方法を考えます。このとき、どうしてもどれかのカードが上げ残らないと解けない場合には一番上げる枚数が少なくて済む方法を見つけます。恐らくフリーセルをやられている方なら誰でも無意識に行っていることだと思います。私はこのような作業を実際にカードをいじらずに、完全に脳内だけで行います。これがいい頭の体操になるのです。本当は最後まで脳内でシミュレートしてから始めたいのですが、さすがにそこまではできません。せいぜいAと2を消せるところまで考えるのが精一杯です。
ところで、フリーセルでどうしても解けない番号があるんです。それは-1番なのですが、解いた人っていますか?
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