2001/04/21
バーチャルアイドルの話1
そういえば遥か昔、当時はそんな名前はついていなかったのですがバーチャルネットアイドルもどきを作ろうとしたことがありました。当時の資料を読むと、えーと「魔法少女計画:魔法のネットワーカー絵理香ちゃん」。痛たたた。
痛がっていてもしょうがないので、昔の恥をここでさらしましょう。色々思い出しもしましたし。そもそもの魔法少女計画は今からたしか八年ほど前に溯ることができます。その頃、ある草の根BBSで新人さんとチャットをしました。彼に生まれて初めてCGを描いたから見てくれと言われて私はそれを見たのですが、失礼ながら案の定、下手でした。でも、その描き方がいわゆるよくあるアニメ絵とは違い、独特のセンスを感じさせるものでしたので描き慣れれば絶対にうまくなるはずだ、と確信して、彼がCGを描けばその良い点、悪い点を必ずメールし、CGにとって何が重要なのかを話し合うという、いわゆる先物買いをしました。それがY氏です。Y氏は私の予想通り描くたびにうまくなっていきました。それとは別の草の根BBSでも一緒だったY氏と私はある計画を立てました。その草の根BBSは申請すると自分の家というのを持てたのです(たしか私は公園で、土管の中で暮らしているという設定でした)。そこが一種の商店街のようになっており、Y氏は申請してそこに喫茶店を作りました。これが後の魔法少女計画が誕生した瞬間でした。この時期はまだ魔法少女計画の魔法の部分の設定はできておらず、ただの少女計画だったのですが、ようは喫茶店のウェイトレスが商店街の家に出張でコーヒーやケーキを運んだり、逆に喫茶店に商店街の人が遊びに来たりというごっこ遊びが繰り返されたのです。さて、そんなある日Y氏と私はこの状況でもっと面白いことはできないかという話をチャットでしていました。記憶ではY氏の発案だったと思うのですが、ある計画が出、実際にいけそうだという結論に達しましたのでそれを数人の常連さんにも根回しした上で、ある日ついに実行に移しました。
痛いまま明日に続きます。


 

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