2001/01/22
テーブルトークの秘密の話
最近、とあるサイトでテーブルトークの批評を見ました。ここの批評は「全体的に文章に無駄が多すぎます」。
この批評を受けたのはちょうどデジカメ画質の話あたりのころですね。私の文章に無駄が多い(冗長である)理由は(前にも書きましたが)自分自身が決めた縛りによるもの以外にも色々と注意していることがあるのです。前にも書きましたが、テーブルトークはちょっと多めに書いて削ることで20行に収めています。ところが去年のあのころあたりから慣れてきまして、書こうと思う行数ぴったりか二、三行オーバくらいでベースが書けるようになりました。本来は削ることを前提にして書いていたものがぴったりに納まるようになったわけで、その分、内容が薄くなったのかも知れません。また、私の過去の職業柄、どうしても気になることがありましたので途中からそれをやらないようにしているというのも冗長の理由かも知れません。一つは末尾の余りです。小さな「っ」や「、」「。」「ー」などは行の先頭に来る場合は末尾に入れるというのは文章の常識なのですが、これをやると、妙に半端になってしまうのです。そのため推敲の段階で文章の微調整をして末尾を余らせないようにします。この作業をテーブルトークにも行っていますので文章の語感などが冗長になることがあります。特に「。」に関しては私はこだわりがあり、段落が変わる部分以外では決して末尾に「。」が来ないようにしています。そのために一文丸ごと入れ替えなんてことまでします。また、「、」の振り方も突っ込みどころだと思うのですがこれにはいくつかルールがあります。実は前の行でわざと「、」を入れずに書いたのですが、「には」の後がひらがなの場合、非常に読みにくくなります。こういう読みにくいところには必ず「、」を入れます。
そういうわけで、テーブルトークは冗長になりつつあります。いっそのことフリースタイルにしてしまえばいいのでしょうが、私個人として決められたフォーマットという制限でどこまで書けるのかというのが知りたいため、もうしわけないですが冗長のまま書かせてもらいます。
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