2001/01/19
アンチアンチintelの話2
昨日の続きです。
私はAMDという会社自体に対しては別に偏見を持っていませんし、逆に昨日書いた理由でintelよりも企業としての立場は辛かったはずで、むしろ同情の念すら感じます。ですから、AMDのCPUが素晴らしい、こういう点が素晴らしい、というのがどこかに書かれていれば興味を持ちますし、自分でも試してみたいと思いますし、買おうかなとも思います。またAMDファンの人が自らAMDの問題点を書けばそれは信頼できますし、もちろんどんな製品であっても必ず欠点はあるでしょうからその欠点を考慮しつつも購入に踏み切るでしょう。しかし、現実にはAMDファンの人のごく一部、ファナティティックなAMDファンの人はAMDを良く言うのではなく、もちろんわかっている問題点なんか一言も書かずにひたすら一方的にintelの悪口、しかもほとんど揚げ足取りか、言いがかりとしか言えないようなことを言ってくるわけで、そうすると私の購買意欲は一気に萎えてしまうんです。だから私はアンチAMDではなく、アンチアンチintelなんです。同じようにintelのファナティティックなファンというのもいますし、そのためにAMDの悪口を書く人もいますが、逆の人に比べるとあまり目立たないんです。シェア率から考えれば、intelのCPUを使用しているユーザのほうが圧倒的に多いはずだと思うのですが、これは一体どういうことなんでしょう。私が想像するにこれは恐らくファナティティックなintelファンというものの数は少なく、現在intelのCPUを使っている人のかなりの数が(私を含めて)AMDのほうが良ければ移ってしまう、潜在的なAMDファンだということだと思います。
ここでファナティティックなAMDファンの方に言いたいのですが、そろそろ戦略の変更時期に差し掛かっているとは思いませんか。すでにAMDのファンはある程度確保できたのですから、そろそろintelへの攻撃を止めてAMDのCPUの良いところと悪いところを語りませんか?そのほうがはるかに建設的ですし、仲間が増える可能性が高いと思うんですが。


 

Topへ