2001/01/08
サラ金の話
昨年、もっとも成長した業種というのはサラリーマン金融だそうです。
これは無人契約機が大きな威力を発揮したようです。無人契約機と言いますが、さすがにテーブルトークを読まれている方なら知っていると思いますが、実際にはこれは有人契約機です。よく見れば隠しカメラがあり、そこから人がモニタして顔などをチェック、不正がないかを調べています。つまり無人契約機というのは、直接対面しないだけであり、相手から一方的に見られている契約方法ということです。無人契約機があまりにお手軽に契約できるものですから、つい計画的ではない借り入れをしてしまい、にっちもさっちもいかなくなるケースも急増しています。この返済のためによそのサラリーマン金融から借りようとしても、すでによそからの借り入れがある場合、身元照会でそのことがわかっていますから、借り入れできません。それでも借り入れできるところというのは、大手ではない、つまりやばいサラリーマン金融です。こういうところから借りれば利子地獄に堕ちます。絶対にやってはなりません。大手サラリーマン金融ではやくざやさんを使って回収したりすることはありませんので、払いきれない場合は、きちんと支払いに関して相談した方がいいです。サラリーマン金融のほうでも、変に追いつめて逃げられたり自己破産されたりするよりは、多少返済料を少なくしてでも払ってくれた方がいいので、このへんは丁寧に応対してくれます。
最後に、サラ金に関わる笑い話を。私が小学生の時、ローンズワールドというサラリーマン金融が、よくティッシュをくれました。このティッシュ、もちろん小学生の私には意味などわかるはずもなく、隣のR子さんにいったいこの店は何をする店なのだろうという話題で盛り上がっていました。そして、ある日二人であることに気づいたのです。ローンズワールドには必ず宣伝文句として「駅のそば」と書いてありました。はい、わかりましたね。我々はそれを駅の立ち食いそばのチェーンだと勘違いしたのでした。どっとはらい。


 

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