2000/07/16
UPSの話3
昨日の続きです。WEBサーバとSMTPの二つのサーバをUPSから取るようにしたのは、当然書き込み頻度が高いサーバだからです。では、他の機器をUPSに繋がなかった(ただし簡易サージはすべて入れてあります)理由ですが・・・。
まず、DNSですが、この機器はそれほど書き込み頻度が高くありません。ほとんどがキャッシュ内のデータで済みますし、万が一クラッシュしたとしてもセカンダリDNSがNTTの中にあります(OCNエコノミーの特典です)から、復旧するまでそちらを使用できます。メインマシン、サブマシンに私は安全性を求めていません。壊れたらまた作ればいい、というお気楽な考えでいます。重要なデータはすべてファイルサーバに集約してありますから壊れたときの手戻りはほとんどないというのもあります。ルータは停電時のために電池を内蔵できるのですが、電池を入れていません。万が一停電時自動シャットダウンに失敗したときでもUPSに繋いだ二つのサーバへのハードディスクアクセスができるだけ発生しないことが望まれます。ルータが落ちている間は外からデータが流れ込むことがありません。ですからルータは先に落ちて欲しい機器なのです。同様の理由でハブにもUPSは繋いでいません。TELNETデーモンは私の草の根BBSホストマシンとインターネットを繋げています。使用頻度は極端に低く、また万が一クラッシュしても自分の作ったソフトですからあっという間に復元できます。ホストマシンは本来は繋げるべきですが、一週間に一書き込みという現状では書き込み中に落ちるというのも考えられませんし、バックアップも取っていますから、壊れたときはその時だと思っています。とはいえ新たにUPSを購入する際には最有力候補です。一番疑問なのはファイルサーバでしょう。このマシンは大容量ハードディスクを入れてありますが、毎日テープでバックアップをしてあります。また、一応、別コンセントから電源を供給してあります。ですから、UPSで保護する必要がないのです。
明日は実際に購入した機器とその効果について書こうと思います。


 

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