2000/07/02
テーブルトークのネタの話
ネタばらしをしなければならないほどネタが尽きてきています、テーブルトーク。
このテーブルトークは基本的には毎日書いていますが、例えば3本にまたがるような話はまとめて書いて分割していることがあります。この場合私が必ず行うローカルルールがあります。伸ばさずに切りつめること、というのがそのローカルルールです。例えばだーっと書いていたら50行で終わった、なんて場合、あと10行足せば3日分になりますよね。これは決してやらずに、10〜11行くらい削って20行×2で2日分にするということです。計算が合わないのは、「続きは明日」と「昨日の続きです」の分です。合間合間に時事ネタが入りますので、基本的にはいつも2〜3日分のバッファはあります。ちなみにこのネタが書かれたときはバッファがなくなったときだと考えて下さい。下手すると明日はお休みです。私が書いている量がどのくらいかというと、ちょっと変則的なサイズ(47×20)なので単純には求まりませんが、これをペラ4枚とするとわかりやすいでしょう。ペラってのは200字詰め原稿用紙のことです。もともとは半ペラと言っていたらしいのですが、私がいたところではペラと呼んでいました。これが正しい言葉かどうかは知りませんのであしからず。普通の本がペラ900枚くらい、一番字が大きい、句点で必ず改行みたいな全体的に白っぽい本でペラ600枚(場合によっては500枚で一冊にしてしまう場合もあるとか、いや、400枚でも一冊になるとか。恐ろしい)、字がちっちゃい、ページにぎっしり文字が詰まってるような黒っぽい分厚い本でペラ1500枚くらいだそうです。ですから、テーブルトークは2年でだいたい3冊の本になる計算です。参考までに私が小説を書いた最高速度は1日ペラ120枚程度でしたからテーブルトーク1ヶ月分を1日で書いたことになりますね。人間、死ぬ気になればなんとかなるもんですね。もっともこのときは1週間後に倒れましたが。私はプロの作家ではありませんが、このくらいの速度はプロ作家になると当たり前な速度かやや遅いくらいらしいですね。
これを聞くと私が絶対プロの作家にはなれないことがよーくわかります。


 

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