2000/05/06
OFFの話
先々週、メールが飛び込んできて秋葉原に一緒しましょうということでしたので、行ってきました。一人で巡回するのも楽しいのですが、誰かが一緒にいるときの巡回というのはこれはこれでいいものです。実は二人だけで巡回したのですが、OFFというのはオフライン、つまりオンラインの反対語ですから、ネット外であればそれが出会いだろうが電話だろうが本来はOFFなわけです。
ネットでのコミュニケーションはよく言われるように、顔が見えないため、その気がなくても相手を怒らせてしまったりしますので注意しないといけません。その点、OFFでのコミュニケーションは顔が見えますし、相手を怒らせる心配はあまりありません(とりあえず私の草の根を含めて9年間のネットワーカ人生でOFFで喧嘩したことは数度しかありません)。それにあの書き込みをしているあの人がこの人なんだ、なんてわかったりしてなかなか楽しいものです。意外性もあったりしますし(前にも書きましたが、私は意外性の極致らしく、みなさん神経質で背の高い青白いひょろっとした人を想像するようですが、まるっきり逆です)。一度OFFに参加すると、以後その人の書き込みには顔が浮かんだりして、なかなか面白いことになります。もっとも、今まではきついことを書いていたのにOFFで顔を見たら途端にきついことを書かなくなったりする人もあり、顔が見えることが良いこととはならない場合もあります。私?私はもちろんOFFで知り合ったからといって手加減なんかしませんからね。私の特徴は普段とネットワーク上での行動が同じだということですから。つまり普段からこんな奴なわけで、今の会社、よく採ってくれたなぁ。草の根時代は電話が近い人が多く、頻繁にOFFができましたが、インターネット時代になってエリアがグローバルに広がったためOFFもなかなかしずらくなってきました。このまま顔が見えないコミュニケーションが当たり前になる時代が来るのでしょう。そうするとOFFなんてものは遥か昔の遺物みたいに言われて、そんなことしてたらしいねなんて言われるようになるのかも知れません。
絶滅の恐れのあるOFF会の保護運動でもしますか?
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