2000/04/09
秋葉原のひいきのお店の話3
昨日の続きです。店員に知識があるという意味で頼りになる店として皆さんが真っ先に挙げるのは某Uだと
思います。ここの店員の知識は半端ではなく、聞けば相性問題から始まって、どんな質問でも何かしらの
回答が得られます。では何故私はUではなくJC-WORLDを薦めるのでしょうか。Uはたしかに高い知識を持つ
超優良店です。しかし、当たり前の話ですが、扱っている商品の欠陥を説明することはありません。もち
ろん具体的に指摘して聞けば仕方なさそうに他店よりも正確な知識で答えてくれますが。
さて、JC-WORLDです。この店の凄いところはリスクを説明するという点です。この製品はこんな優れた点
があるのだけれど、こんな欠陥がある、ということを平然と言える点です。聞かれる前に話してしまうの
です。たまたま当たった店員が良かったのかも知れませんが、少なくともそういう店員が二人います。ベ
アボーンを見ていれば店内の全てのベアボーンの違いを説明してくれ、それぞれの優れた点だけではなく
欠点も挙げ連ねます。私の個人絡みでPCIのヨーヨーの件もひいきの元になっています。引越し直後で店内
に未開封のダンボールが散乱している時期に店員総出で1000円もしないヨーヨーを探し回り、それでも見
つからなくて、電話かメールで連絡してくれと言えば快く引き受け、実際に電話してくれました。
リスクを説明すれば購入を躊躇する客もいます。価格もそれなりに安いですが飛びぬけて安いということ
もありません。ましてや常連でもない客一人に総出で商品を探すなど、もっての外です。見つかりました
なんて電話をしてはいけません。その場は売り切れましたと言っておいて、電話番号を聞いても捨ててお
きます。ばれたら再入荷したとでも言っておけばいいのです。それが秋葉原の普通のお店です(実際、私
は他の店でそういう仕打ちを受けたことがあります)。こんな商売をしているようでは駄目です。
今後、このお店がどうなるのかはわかりません。上に書いた理由からか、あまり客も入っていないようで
すし、今後はまっとうな秋葉原のお店になってしまうのかもしれません。ですが、今のところは私にとっ
てここが最高の店であり、多少なら、最安値と比べて高くても利用するひいきの店なのです。
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