2000/03/27
ペイパークリックの話4
最後です。
もし、あなたがバナー広告の申請をしたとき、「あなたは審査に落ちました」と書かれたメールが入ってくるだけの会社と「あなたのサイトはアクセス数が少ないため今回は見送らせて頂きますが、アクセス数が×××を越えたら審査に通ります」とか「あなたのサイトは見づらい面がありますので、見やすくすれば審査に通ります」といったメールが返ってくる企業がありましたら、その後自分のサイトが大きくなり、広告的価値を持ったとき、どちらの会社を選びますか?
つまり、これがパートナ企業です。ユーザにとって自分のサイトをよりよくするための提案をしてくれる会社なら、たとえ価格面で多少の不利があったとしても、私ならそちらを間違いなく選びます。競争が激化し、価格での差がつかなくなれば、こういったサービスが勝負になるのです。私はそういう時代が来たときに生き残れそうなバナー広告会社の広告を載せたいです。それを調べるには、今の段階からそういったパートナーシップを持っているバナー広告会社を探す必要があります。今が売り手市場だからこそこの段階でこのような手を打てるバナー広告会社ならたとえ今回審査に落ちたとしても自分のサイトが広告的価値を持つようになったとき、そこを選びます。ですから、サイトが小さい、つまり審査が通らないうちに審査請求をします。
自分のサイトがそんなに大きくなると思い込んでいるのか、とお笑いになられる方もおられるかも知れませんね。まったくおっしゃるとおりです。私のサイトが大きくなる保証なんてどこにもありませんし、私にだって保証できません。自分の運営している草の根BBSをピーク時に延べではなく800人/日のサイトにした実績はありますがインターネットという自由競争の荒野でそこまでできるかまったくわかりません。ただ、私はあおい氏が私のプロファイルに書いたとおり批判されると燃えるタイプです。将来にほら見たことか、と言ってやるために今日もまた頑張りましょうか。


 

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